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1995 年度 実績報告書

衛星通信リフレッシュ教育のフィードバックシステム開発と効果的実施に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07300010
研究種目

総合研究(A)

研究機関東京工業大学

研究代表者

清水 康敬  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)

研究分担者 大竹 康夫  日本電気総合経営研修所, システム開発部長
前迫 孝憲  大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
西方 敦博  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
赤堀 侃司  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
キーワード衛星通信教育 / 遠隔教育 / リフレッシュ教育 / インターネット / データベース / 教育評価 / デジタル動画伝送
研究概要

本研究では、衛星通信を利用したリフレッシュ教育を推進するために、その効果的な教授方法を検討すると共に、フィードバックシステムを開発することを目的としている。
初年度である本年度は、まずネットワークを用いたフィードバックシステムを目指して、インターネットを利用したデータベース自動検索システムの構築と評価を行った。このシステムによれば、自分が求めるキーワードを予め登録しておけば、それに関する情報が入力される度に自動的に送られてくる。
衛星通信によるリフレッシュ教育では、デジタル動画伝送が将来必要となるが、その場合のキ-となる画像符号化装置の評価法について検討した。その結果、画像の解像度と動きに対する追従性の2つの観点で評価することができた。
衛星通信を利用した教育の実験を行い、評価結果をまとめた。これは、ハイビジョン映像を通信衛星によって、大阪大学から東京工業大学まで伝送し、講座を開いた。その評価結果については分析中である。また、電子開発学園が実施している衛星通信教育システムPINE-NETの学習効果の分析についても、現在種々の観点から行っている。
東京工業大学教育工学開発センターには、第1次補正予算によって、衛星地球局と衛星講義室が建設されることになった。そこで、このシステム設計に当たっては、本研究の成果が現われるように、種々検討している。また、今年度衛星通信公開講座を1回実施し、その評価について、本研究の一環として進めているところである。
尚、衛星通信教育については、米国が非常に進んでいる。そこで、米国におけるNTU(National Technology University)をはじめ、多くの先進事例を調査し、まとめた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 大石晴夫: "ネットワークによるデータベースのキーワード自動検索システムの検討" 電子情報通信学会技術研究報告. ET95-77. 41-48 (1995)

  • [文献書誌] 西方敦博: "画像符号化装置の一評価法に関する検討" テレビジョン学会誌. 50. 25-129 (1996)

  • [文献書誌] 清水康敬: "衛星通信によるリフレッシュ教育第4回実験の実施" 日本教育工学会研究報告集. JET95-5. 15-22 (1995)

  • [文献書誌] 中山実: "通信衛星教育システムPINE-NETにおける授業形態と学習者による評価の関連" 電子情報通信学会技術研究報告. ET95-73. 9-16 (1995)

  • [文献書誌] 清水康敬: "米国における教育用マルチメディアの現状" 日本教育工学振興会会報. 69. 16-23 (1996)

  • [文献書誌] 清水康敬: "大学教育におけるマルチメディア" 教育と情報. 455. 16-21 (1996)

  • [文献書誌] 清水康敬: "マルチメディア時代の子どもたち" 産調出版, (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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