研究課題
基盤研究(A)
本研究では、今年度の以下の成果が得られた。(1)ネットワークによるフィードバック・システムの確立衛星通信を利用したリフレッシュ教育を実施する場合、質問などのフィードバックの方法が重要となる。そこで、インターネット、テレビ会議システムによるフィードバック・システムについて検討した。特に、インターネットによるフィードバック・システムを構築し、衛星通信遠隔教育の際に利用できるようにした。ただし、これは、文字やテキストだけによるシステムである。動画像と音声によるシステムについては、近日中に完成させる予定である。(2)衛星通信リフレッシュ教育の評価衛星通信を利用したリフレッシュ教育を実施し、その評価を実施した。そして、そのアンケート評価を因子分析し、「講義の雰囲気」、「画像提示」、「映像音声」、「同時性」の4つの評価因子を抽出した。そして、いずれの因子も高い評価を得ていることを確認した。次に、これらの因子について総合評価との関係を調べたところ、画像品質との相関がみられた。したがって、内容が十分よい場合には、画像品質によって総合評価が変わることを明らかにした。(3)衛星通信遠隔教育システムの確立実際に通信衛星を利用した遠隔教育を実施した結果、より効果的なリフレッシュ教育の方法を検討している。これには、システム間と運用面の両面から検討している。
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