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1995 年度 実績報告書

日本人学生と留学生:相互理解のためのアクションリサーチ

研究課題

研究課題/領域番号 07301029
研究種目

総合研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

箕浦 康子  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20135924)

研究分担者 近藤 孝弘  東京学芸大学, 海外子女教育センター, 助教授 (40242234)
村田 雅之  東京工芸大学, 女子短期大学部, 助教授 (10222340)
MURPHY 重松 St  東京大学, 留学生センター, 助教授 (30262158)
丸井 英二  東京大学, 留学生センター, 教授 (30111545)
横田 雅弘  一橋大学, 商学部, 助教授 (90200899)
キーワード異文化理解 / アクション・リサーチ / 外国人留学生 / 日本人大学生 / 共育・共生
研究概要

日本人学生と留学生の交友を妨げている構造的障害や心理的障壁を明かにし、そうした障害や障壁を突き崩すためのアクション・プログラム(日本人学生と留学生が共同作業をするワークショップ)を試作することが、今年度の大きな目標であった。
まず、第一歩は、研究分担者が互いに知り合い、研究組織全体としてのリソースを確認するとともに、アクション・プログラムを留学生研究の全体像の中に位置づけることであった。助成金交付内定以降、平成8年2月8日まで、8回の会合をもち、日本の留学生政策の変遷や現状を検討し、施策面では以下の点で新局面に入っているという共通認識をもった。
「留学生分離処遇政策より、日本人学生との混住・定員化による統合へ」、「宿舎や奨学金の確保などハード面での整備が一段落し、地域社会や日本人学生との交流などソフト面での整備へ移行」、「開発途上国型の学位取得や新知識・技術の獲得をめざす長期留学生主流の受入れより、異文化理解型の短期留学へのシフト」
以上の検討を踏まえて、日本人学生と留学生のインターフェース構築の第一弾として、留学生センターにボランティア活動を申し込んできた学生を対象にした1泊2日の宿泊研修会のプランをたてた。留学生に無関心な一般学生と留学生関係業務を担うスタッフとの橋渡し役の養成を目的とする研修会を、5月11日12日に東大付属施設の検見川セミナーハウスで行う予定で、実施に向け準備体制に入った。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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