研究課題/領域番号 |
07301041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
熊田 亮介 秋田大学, 教育学部, 教授 (50004081)
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研究分担者 |
武廣 亮平 道都大学, 社会福祉学部, 講師 (90246794)
仁藤 敦史 国立歴史民族博物館, 助手 (30218234)
熊谷 公男 東北学院大学, 文学部, 教授 (70153343)
渡部 育子 秋田大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (10230947)
遠藤 巌 宮城教育大学, 教授 (70004067)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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キーワード | 日本古代史 / 北方交流 / 北東アジア / 蝦夷 / 俘因 / 粛慎 / 靺鞨 |
研究概要 |
本研究は、日本列島内における交流の実相に迫ろうとする意欲的な研究課題であった。文献史料および非文献史料(墨書土器・木簡等を含む)研究として、古代日本の北方地域における文化交流にかかわるさまざまな資料の集成と情報化の作業を継続してきた。この間行われた主な研究会(現地調査を含む)は次の通りである(ゲストスピーカーを含む)。 第1回国立歴史民族博物館(平成7年7月)「古代における北方交流史について」熊田亮介 第2回秋田大学(平成7年11月)「秋田城跡出土の文字資料について」日野 久「秋田県内出土の文字資料について」高橋 学「渤海史研究の現状について」酒寄雅志 第3回仙台市婦人会館(平成8年7月)「日本古代の夷狄支配と蝦夷」武廣亮平「宮城県出土の文字資料について」鈴木拓也 第4回東北歴史資料館(平成9年2月)「古代における辺境支配の比較研究」渡部育子 「新潟県出土の文字資料について」小林昌二 第5回盛岡市都南文化会館(平成10年2月)「研究成果のとりまとめについて」 残念ながら「北方交流資料集」(仮称)の刊行にはなおしばらくの時間を要するとするが、従来の古代史研究の枠を超えた大きな視野の歴史像の提起が期待される。
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