研究課題/領域番号 |
07301047
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応募区分 | 総合 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
真田 信治 大阪大学, 文学部, 教授 (00099912)
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研究分担者 |
陣内 正敬 関西学院大学, 総合政策学部, 助教授 (70154424)
高橋 顕志 広島大学, 学校教育学部, 助教授 (10137317)
吉岡 泰夫 国立国語研究所, 言語変化研究部, 室長 (90200948)
下野 雅昭 金城学院大学, 文学部, 教授 (00131144)
井上 史雄 東京外語大学, 外国語学部, 教授 (40011332)
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キーワード | 地域言語 / ネオ言語 / 社会言語学 / 言語接触 / 言語変化 |
研究概要 |
日本の地域言語における現今の最大のテーマは、方言と標準語の接触、干渉に関わる問題である。標準語の干渉のプロセスで、従来の伝統的方言(純粋方言)にはなかった新しいスピーチスタイル(ネオ方言)が各地で生まれ、そして定着しつつある。 本研究では、このネオ方言をめぐって、各地域の研究者が集い、新しい観点から、西日本の主要な地域におけるその実態と動向とを詳細のに調査し、データを社会言語学的な視覚から総合的に分析し、地域言語の将来を予測する。 本年度の研究成果は、次の報告書2冊にまとめた。 (1)『西日本におけるネオ方言の実態に関する調査研究』 ネホ方言と新方言(井上史雄)/方言変化の拡散モデル(真田信治・村上敬一)/長野県木曽福島町・開田村方言の動態(井上文子)/愛知県豊根村におけるアクセントの年層推移(下野雅昭)/大阪市若年層にみられるアクセント変化(岸江信介)/島根県八雲村方言若年層のアクセント(都染直也)/福岡JR・西鉄沿線グロットグラム調査(二階堂整)/熊本市における方言の改新(吉岡泰夫)/「道教え」談話にみる九州4都市方言の変容-北九州・福岡・熊本・鹿児島-(陣内正敬)/重複話者のデータから(高橋顕志) (2)『五箇山・白川郷の言語調査報告』(真田信治編)
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