研究課題/領域番号 |
07303004
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
廣松 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80012491)
|
研究分担者 |
豊田 敬 法政大学, 経営学部, 教授 (40106951)
鈴木 武 法政大学, 経営学部, 教授 (60105856)
庄田 安豊 大妻女子大学, 社会情報学部, 教授 (40245353)
美添 泰人 青山学院大学, 経済学部, 教授 (80062868)
和合 肇 新潟大学, 経済学部, 教授 (00091934)
|
キーワード | 情報化・国際化 / 統計制度 / 統計調査 / 業務統計 |
研究概要 |
本研究では、情報化・国際化などの経済社会の急激な変化の仲で、現行の統計制度がいかにその変化に対応すべきかを検討してきた。具体的には、統計調査の早期化の可能性と業務統計の活用の可能性の2点を課題とし、おもに官庁統計作成者や専門家を講師に招き研究会を開催した。研究会のテーマは、現行統計制度の抱える諸問題を横断的に解明するという基本姿勢にのっとって、なるべく広範に選択した。研究成果をまとめる段階にはいたっていないものの、当初目的の一部は達成されたものと思われる。 以下、開催された研究会の日時・講師・テーマを記す。 第1回 1995年5月20日 松田芳郎氏(一橋大学経済研究所教授)「統計行政の新中・長期構想について」 第2回 1995年6月3日 木下勝義氏(国土庁土地局土地情報課専門調査官)「土地基本調査について」西村清彦氏(東京大学経済学部教授)「日本の地価の決り方」 第3回 1995年7月15日 佐々木良邦氏(財団法人社会経済生産性本部生産性研究所所長)「労働生産性の最近の状況について」 市野省三氏(四日市大学経済学部教授)「賃金率指数体系の開発構想」 第4回 1995年9月30日 花崎正晴氏(日本開発銀行調査部副長)「民間設備投資のアンケート調査について」 小田克起氏(経済企画庁国民所得部国民経済計算調査室長)「グリーンGDPについて」 第5回 1995年10月21日 川崎能典氏(統計数理研究所)「ベイズ型季節調整報について」 木村 武氏(日本銀行調査統計局)「センサス局X-12-ARIMAについて」 第6回 1995年11月18日 工藤弘安氏(元成城大学経済学部教授)「欧州におけるレジスター・ベースの統計」 大林 千一氏(総務庁統計局国勢統計課長)「住民基本台帳および国勢調査による人口移動の統計的把握について」 第7回 1995年12月9日 岩本泰志氏(京都大学経済研究所助教授)「『家計調査』と『国民経済計算』における家計貯蓄率の乖離について」 前田芳昭氏(国民金融公庫総合研究所調査課主任)「『国民経済計算』と『家計調査』の家計貯蓄率の乖離について」 第8回 1996年1月20日 腰原久雄氏(横浜国立大学経済学部教授)「新中長期構想と地方の統計」 林 周二氏(明治学院大学経済学部教授)「統計審議会の新中長期構想について」
|