研究課題/領域番号 |
07304006
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研究種目 |
総合研究(A)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
剱持 勝衛 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60004404)
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研究分担者 |
山田 光太郎 熊本大学, 教養部, 助教授 (10221657)
加須栄 篤 大阪市立大学, 理学部, 教授 (40152657)
酒井 隆 岡山大学, 理学部, 教授 (70005809)
深谷 賢二 京都大学, 理学研究科, 教授 (30165261)
西川 青季 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60004488)
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キーワード | 微分幾何学 / 多様体 / リーマン幾何学 / シンプレクテイック幾何学 / 極小曲面 / 等質空間 / 幾何学的変分問題 / Floerホモロジー |
研究概要 |
平成7年度には、種々の多様体についてそれら自身の構造、多様体上の幾何的構造、および多様体間の重要な写像の諸研究が全国的規模の微分幾何学者を結集することにより行われた。具体的には本研究課題の研究分担者や各地の有力な研究者を中心として次のような研究集会が設定され多くの成果をあげた。各研究集会に対しては予稿集または報告集があるのでここでは集会名と責任者名のみを記す:1。九州リーマン幾何研究集会、九州大学、塩谷 隆(九大)、平成7年8月 2。Manifolds with homogeneous geometric structures 新潟大学、関川 浩永(新大)、関沢 正躬(東京大学) 平成7年10月 3。シンプレクテイック幾何学秋田研究集会、秋田大学、河上 肇、三上 健太郎(秋田大) 成田 文雄(秋田高専)、平成7年11月 4。極小曲面論とその周辺、熊本大学、山田 光太郎(熊大)、平成7年11月 5。多様体とRiemann 幾何学、筑波大学、伊藤 光弘(筑波大) 平成7年12月 6。「微分幾何学」研究集会、東京工業大学、丹野 修吉(東工大)、剱持 勝衛(東北大)、北川 義久(宇都宮大) 平成8年1月。研究代表者はC.Xiaとの共同研究で部分的に正曲率な多様体内の極小部分多様体に関する交差性定理を得た。各研究分担者も優れた成果をあげたが、特に西川はR.Schoenと共同で幾何学的変分問題に関する講義録を編集し、シュプリンガー社から出版し、また深谷は3次元ホモロジー球面の連結和のFloerホモロジーに関する優れた論文を出版した。
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