研究課題/領域番号 |
07304037
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研究種目 |
総合研究(A)
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
高橋 修平 北見工業大学, 工学部, 教授 (50125390)
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研究分担者 |
長 幸平 東海大学, 情報科学センター, 助教授 (90256199)
浦塚 清峰 通信総合研究所, 主任研究員
西尾 文彦 北海道教育大学, 釧路校, 教授 (40044789)
青田 昌秋 北海道大学, 低温研, 教授 (40001664)
渡邊 興亜 国立極地研究所, 教授 (60111861)
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キーワード | 衛星 / マイクロ波 / 合成開口レーダー / 氷床 / 氷河 / 海氷 / 極地 |
研究概要 |
衛星観測が必要とされる地球規模雪氷研究において、各分野毎にどのような観測項目が必要か、また技術的にどこまで観測可能かの検討を行うため、次の研究打ち合わせおよび研究集合を開催した。 1.今後の研究方針の打合せ会 日時:平成8年3月2日、場所:北大低温研 出席者:渡辺興亜、本堂武夫、西尾文彦、榎本浩之、高橋修平 議題:当研究の今後の研究方針および雪氷学会における衛星観測研究体制について II.研究集会「衛星による極域雪氷観測の研究集会」 日時:平成8年3月19日、場所:北見工業大学 プログラム: 1.高橋 晃(通総研)最新南極SAR画像について 2.白岩孝行(北大低温研)南極におけるSnow Forkを用いた積雪観測 3.浦塚清峰(通総研)レーダーサットSARの概要と海氷・氷床研究計画 4.瀬古勝基(名大水圏研)ヒマラヤ域におけるマイクロ波衛星画像 5.榎本浩之(北見工大)パッシブマイクロ波による雪氷観測 6.白沢邦男(北大流氷研)海氷観測の問題点 7.伊藤 一(極地研)海氷運動学における遠隔探査 8.高橋修平(北見工大)南極無人観測最新情報 またマイクロ波センサー搭載衛星の地上検証観測の一環として、北海道サロマ湖においてマイクロ波衛星飛来時の1996年2月15日に航空機による赤外画像温度観測を行い、地上温度観測の比較を行った。検証前後の1〜3月には、佐呂間湖において氷表面、氷内温度観測、気象観測気温、風向・風速観測を行った。この観測は、衛星による海氷観測の地上検証実験の一環として、合成開口レーダー観測の基礎資料となる温度情報を得るとともに、表面温度と海氷発達の関係を調べるものである。
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