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1995 年度 実績報告書

大面積長期継続ブロットによる森林動態研究

研究課題

研究課題/領域番号 07304080
研究種目

総合研究(A)

研究機関岡山大学

研究代表者

山本 進一  岡山大学, 農学部, 助教授 (60191409)

研究分担者 新山 馨  森林総合研究所, 九州支所, 室長
鈴木 和次郎  森林総合研究所, 主任研究官
大久保 達弘  宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10176844)
神崎 護  大阪市立大学, 理学部, 講師 (70183291)
杉田 久志  岩手大学, 農学部, 助手 (60154473)
キーワード森林動態 / 森林生態 / 更新 / 大面積プロット / 長期継続研究 / 自然撹乱 / 森林群集 / 樹木個体群
研究概要

インターネットメールを利用し、当該研究課題の全体計画遂行のための基本的課題と問題点の抽出を行った後、以下の事項について研究代表者・分担者間の行き来のもとに研究を行った。1)大面積プロットによる調査方法論の検討:GPSの利用の検討を行った。2)データ解析方法の検討:表計算ソフト(例えばExcel)に同一フォーマットで入力することにより研究者間での相互利用を可能にした。データ転送はインターネットe-mail機能を利用すればよいが、発信者と受信者のソフトのversionを一致させること、最大fileサイズはおよそlMであることがわかった。3)データベースソフトに各地の大面積長期継続プロットのデータを入力しDirectryを作成した。4)データ管理方法として、大量データに関しては個別のFDのみならずMOに集約して管理するようにした。これらの結果をもとに、これまでとられたデータの解析をすすめ、結果の出たものから各自論文化に着手した。山本は対馬龍良山の大面積長期継続プロットの森林群集構造を解析し、その更新ギルド構造を明らかにした。新山は綾リサーチサイトの大面積長期継続プロットの継続センサスの結果をとりまとめ、鳥類の種子散布に対する役割を明らかにした。神崎は春日山の大面積長期継続プロットでの先駆樹種の動態をその遺伝的構造をも含めて解析を進めた。大久保はサラワク熱帯林に設定された大面積長期継続プロットデータの入力と一次解析を行った。杉田は御明神の大面積長期継続プロットの種子散布量のセンサスを続けるとともにデータ解析を行った。浅野は小川の大面積長期継続プロットでの種子散布と実生の生存との関係の解析を進めた。また、山本は暖温帯林の新規の大面積長期継続プロット候補地の予備調査を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yamamoto,S.et al.: "Natural disturbance and tree species coexistence in an old-growth beech-dwarf bamboo forest,southwestern Japan" Journal of Vegetation Science. 6. 875-886 (1995)

  • [文献書誌] Nakashizuka,T.& Kohyama,T.: "The significance of the asymmetric effect of crowding for coexistence in a mixed temperate forest" Journal of Vegetation Science. 6. 509-516 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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