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1995 年度 実績報告書

工学における特異性を含む現象の数値解析

研究課題

研究課題/領域番号 07305003
研究種目

総合研究(A)

研究機関広島電機大学

研究代表者

大塚 厚二  広島電機大学, 工学部, 助教授 (30141683)

研究分担者 青井 秀樹  広島電気大学, 工学部, 教授 (70258284)
藤野 清次  広島市立大学, 情報科学部, 教授 (40264965)
矢富 盟祥  金沢大学, 工学部, 教授 (90135541)
田端 正久  広島大学, 理学部, 教授 (30093272)
三好 哲彦  山口大学, 理学部, 教授 (60040101)
キーワード数理工学 / 特異解 / 数値解析 / 破壊力学 / CAEツール
研究概要

2年継続の本研究の初年度として、以下の通りの成果を上げた。
・大塚研究室にWWWサーバ(http ://barnard. c. hiroshima-dit. ac. jp)を設置し、当研究課題のページを作成した。また、広島大学のNNAセミナーのページとも接続した。今後、本WWWサーバに英語のページを設けるなど、内容を充実していく予定である。
・平成7年11月に研究集会「破壊現象の数理研究とその周辺」を開き、工学者と応用数学者との交流の場を設けた。講演者は工学界から10名、数学界から4名であった。他にも、多くの参加者があり、分野を横断した研究者間のネットワークが作れる期待がもてた。平成8年度も同様な研究集会を開き、応用数学者と工学者との研究交流を強固なものとしたい。本研究の分担者から、三好、青井、西村が参加した。
・田端は、流体力学における軸対称問題について、軸上での特異性に対応できる分割法を考案し、基底関数を構成した。
・青井・吉村両氏は、日立製作所より販売しているCAEツール(流体解析プログラムVISCFLおよびLGEDDY)の利用技術の検討を行っている。青井、大塚は、大学における研究結果を社会に還元するする方法について検討している。
・藤野は、大規模行列に対して有効な反復解法を提案し、検証している。
・田端、藤野、大塚は、広島大学NNAセミナーで本研究の打ち合わせや、情報交換を行っている。また、三好、大塚は、破壊現象の数理研究に関する研究打ち合わせを、2月に1回程度おこなった。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K. Ohtsuka: "Mathematical Aspects of Fracture Mechanics" Lecture Notes in Num. Appl. Anal.13. 39-59 (1994)

  • [文献書誌] K. Kaminishi and T. Miyoshi: "Numerical Technique in application of the method of arbitrary lines to elastic-plastic analysis" Computational Mechanics '95. 1. 1298-1303 (1995)

  • [文献書誌] T. Miyoshi: "Stress Intensity Factors represented by Contour Integrals of Displacements" Lecture Notes in Num. Appl. Anal.13. 23-37 (1994)

  • [文献書誌] M. Tabata: "Mixed and stabilized finite element approximations to axisymmetric flow" Computational Fluid Dynamics '94. 176-180 (1994)

  • [文献書誌] S. Fujino, and T. Takeuchi: "ILU factorization well-suited to vetor processor using a variant of 5-point difference scheme." Computer Physics Communications. 85. 371-381 (1995)

  • [文献書誌] 竹内敏己,藤野清次: "差分法によるn次元ラプラス方程式の離散化とその理論固有値解析" 日本応用数理学会 論文誌. 5. 9-26 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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