研究分担者 |
西村 直志 京都大学, 工学部, 助教授 (90127118)
矢富 盟祥 金沢大学, 工学部, 教授 (90135541)
藤野 清次 広島市立大学, 情報科学部, 教授 (40264965)
田端 正久 広島大学, 理学部, 教授 (30093272)
三好 哲彦 山口大学, 理学部, 教授 (60040101)
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研究概要 |
技術の進歩に伴って,船や建築物の突然の破断(破壊現象),流体の複雑な流れなど特異な現象を解析することの重要性が高まっている。従来は,経験的にこのような特異性をもつ工学的環境を避けるように設計することが大切であると考えられてきた。しかし,構造物などが複雑になり,高度な技術を要求するようになったので,上記のような特異な現象についても数値計算によるシミュレーションが重要となってきた。本研究では,数学者と工学者との研究交流「破壊現象の理論研究とその周辺」(世話役:大塚)を中心に,三好・矢富・西村(京大)・大塚が破壊問題の理論研究及び数値解析を行った。田端は,軸対称流れを二次元化した特異性をもつ流体に関する計算手法と解析を確立した。藤野は,特異性をもつ現象に現れる方程式の離散化において,大規模な連立1次方程式の効率のよい解法について結果を得た。青井・吉村は高層ビル周辺における空気の流れに関して解析した。 辻川(広島電機大),生物モデルにおける軸対称二次元定常解の存在と安定性について研究した。研究会「破壊現象の理論研究とその周辺」は,日本数学会,日本機会学会,日本土木学会など破壊問題の理論研究者による横断的研究ネットワークの構築に役立った。本研究の一環として,“Theoretical Studies on Fracture Phenomenon"を研究資料として出版した。また,本研究の結果を掲載し,研究交流の場として“http://barnard.c.hiroshima-dit.ac.jp"にWWWホームページを設けた。
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