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1995 年度 実績報告書

コンクリート構造物のリサイクルシステム

研究課題

研究課題/領域番号 07305053
研究種目

総合研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

岡村 甫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30010664)

研究分担者 小澤 一雅  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80194546)
前川 宏一  東京大学, 工学部, 助教授 (80157122)
田辺 忠顕  名古屋大学, 工学部, 教授 (50144118)
國島 正彦  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00201468)
魚本 健人  東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
キーワードリサイクルシステム / 再生資源 / 有効利用 / 低性能コンクリート
研究概要

本研究では,コンクリート構造物のリサイクルシステムを構築するとともに,コンクリートによる資源のリサイクルシステムを開発することを目的とする。本年度は,全国の各地域における利用可能な資源の調査およびその再生利用技術の調査を実施した。その結果,建設工事から出される各種副産物および廃棄物だけでなく,他産業や一般家庭から出される副産物および廃棄物の量は多く,これらを再生してコンクリートに利用できる可能性が極めて高いことが判明した。すなわち,資源の有効利用および再利用にコンクリートが非常に大きな役割を果たすことができる可能性が判明したのである。そこで,これを本研究の範囲に含め,コンクリート構造物およびコンクリートによる資源のリサイクルシステムを改めて構築することとした。その実現のためには,利用可能な資源の物理・化学的調査を継続して実施するとともに,コンクリート側の受皿を用意する必要がある。そこで,コンクリートに要求される性能を利用対象物に応じて再評価するとともに,適切な分類を実施する必要のあることが明らかとなった。以下に,今後の課題を示すこととする。
(1)利用可能な資源の調査および分析
(2)コンクリートの性能の差別化
(3)リサイクルシステムの設計
(4)資源再生技術および再生資源を利用したコンクリートの開発
(5)リサイクルを円滑に進めるための制度の開発

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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