研究課題/領域番号 |
07306023
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研究種目 |
総合研究(A)
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
亀山 章 東京農工大学, 農学部, 教授 (30021091)
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研究分担者 |
金木 亮一 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教授 (30074082)
生原 喜久雄 東京農工大学, 農学部, 教授 (00014960)
三野 徹 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (10026453)
甲本 達也 佐賀大学, 農学部, 教授 (60038304)
梅田 安治 北海道大学, 農学部, 教授 (90001411)
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キーワード | 土地利用 / 土地利用計画 / 農地 / 林地 / 農林業生産 / 環境保全 / サステナブル・ユ-ス / 耕作放棄水田 |
研究概要 |
平成7年度は、研究代表者は土地分級と農地の耕作放棄に関する環境特性について基礎的な研究を行った。研究分担者は、林地、農地の水質や水文学的研究、景観的な調和と土地利用、傾斜地の侵食防止、谷地田や中山間水田の耕作放棄水田の調査研究を行った。 これらの諸研究から、地形的には山間、傾斜地、台地および平坦地における流域と土地利用との関係が農村計画的な観点から明らかにされつつある。 研究分担者の地区ごとの成果は、以下のようである。 (1)北海道:生産性の向上と地域景観の両立について解明を進めている。 (2)東北:水利用と水環境からみた農・林地の相互依存性を、奥入瀬川流域で解明している。 (3)関東:森林小水域における渓流の水質特性と農・林地の土地利用との関係について、茨城県や千葉県において調査研究を進めている。 (4)近畿・中国:農・林地の物質循環について、地域水環境学的研究を進めている。 (5)四国・九州:農・林地の地すべりの機構の解析と水の動態について研究を進めている。 当初に計画した研究目的にしたがって、順調に研究が進められている。とくにサステナブルな観点からの土地利用計画のあり方については、新たな方法論的展開がされつつあると考えている。
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