• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

大学教育におけるマルチメディア協調分散学習環境の基盤技術に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07308016
研究種目

総合研究(A)

研究機関電気通信大学

研究代表者

渡辺 成良  電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90008532)

研究分担者 伊藤 紘二  東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (20013683)
清水 康敬  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)
溝口 理一郎  大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
岡本 敏雄  電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (60125094)
大槻 説乎  九州工業大学, 情報工学部, 教授 (70037745)
キーワード大学教育 / マルチメディア / 協調分散学習 / 知識処理 / コンピュータネットワーク / 遠隔教育
研究概要

平成7年度の研究計画と方法に従って、以下のように研究を実施した。
1 マルチメディア環境の基盤技術について、分担者大槻をまとめ役とした白井、樋川、矢野による調査研究を推進した。
2 分担者岡本をまとめ役とした中村、米澤による、協調分散環境を調査研究し、その構築技術を検討した。
3 分担者溝口をまとめ役として伊藤、竹内による知識処理技術の調査研究を推進し、その技術を導入したシステムを検討した。
4 マルチメディア環境や協調分散学習環境の基盤技術になるコミュニケーション技術について、分担者清水をまとめ役とした、近藤、竹谷、前迫による調査研究を推進し、特にコンピュータと通信ネットワークを利用した新しい教育環境の構成基盤について検討した。
5 電子メールによる会議方式を取り入れ、上記4つの分野相互の研究連絡を密にし、電子情報通信学会、日本教育工学会、教育システム情報学会、人口知能学会等の研究会に発表・参加して、研究打ち合わせ、討論を行なった。
6 平成7年度研究状況報告会を平成8年1月22日15時〜17時に、大阪大学工業会第2会議室で、一人15分程度の報告を行なった。参加者は伊藤、大槻、岡本、近藤、竹内、竹谷、中村、樋川、前迫、溝口、矢野、米澤、渡辺の13名であった。
7 この報告会で、平成8年度計画を検討し、また報告資料を冊子にして平成7年度中間報告書を作成した。
8 研究代表者、分担者の今年度研究成果を、関連学会へ積極的に報告し、そのリストを中間報告書にまとめた。研究発表リストの一部は、この実績報告書に掲載してある。
9 平成8年度電子情報通信学会春季総合大会のチュートリアル「ネットワーク(インターネット)とマルチメディアの教育利用」・パネル討論「分散環境における協調の方法とその支援ツール」を研究代表者らが企画し、渡辺、清水、岡本、竹谷、大槻、溝口が講師、座長で参加した。

  • 研究成果

    (19件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (19件)

  • [文献書誌] 岡崎泰久 他: "WWW(World-Wide-Web)を利用した知的CAZシステムの構築" 人工知能学会知的教育システム研究会資料. SIG-IES-9502-8. 50-57 (1995)

  • [文献書誌] 岡崎泰久 他: "WWW(World-Wide-Web)を利用した微分計算を指導する知的CAZシステム" 教育システム情報学会第20回全国大会講演論文集. 245-248 (1995)

  • [文献書誌] 小泉直範: "教材構造を反映させた復習課題生成法" 日本教育工学会誌. 19-1. 1-14 (1995)

  • [文献書誌] Manabu Nakamura,et al.: "Roles of Student Models for Assisting Group Learning" Proc. of 5th International conference on User Modeling. Hawaii. 216-218 (1996)

  • [文献書誌] 中村学 他: "グループ学習支援システムにおける知的エージェントに関する研究" 教育システム情報学会研究報告. 95-1. 76-83 (1995)

  • [文献書誌] Mitsura Ikeda,et al.: "Onto logical Issues of CSCL Systems Design" Proc. of AIED'95. 242-249 (1995)

  • [文献書誌] 何イク 他: "グルグラミングITS構築のための初心者の概念ギャップの分析" 人工知能学会論文誌. 10-3. 436-445 (1995)

  • [文献書誌] Ayala Gerardo,et al.: "GRACILE: A Framuwork for Colloborative Intelligent Leaning Enviroments" 人工知能学会誌. 10-6. 156-170 (1995)

  • [文献書誌] 中村直人 他: "数学学習環境におけるマルチメディアネットワークを活用法電子教科書の設計" 教育システム情報学会誌. 12-1. 39-51 (1995)

  • [文献書誌] 岡本敏雄 他: "インターネットと高度マルチメディアグループウエアシステム利用の工学系大学院リフレッシュ教育について" 日本教育工学会第11回大会講演論文集. 237-238 (1995)

  • [文献書誌] 香山瑞恵 他: "マルチメディアグループウエアシステムを利用した理工系大学院における社会人リフレッシュ教育" 電子情報通信学会信学技法. ET95-79. 57-64 (1995)

  • [文献書誌] 稲葉晶子 他: "知的グループ学習支援システムのための対話モデルの研究" 電子情報通信学会信学技法. AI95-22. 1-8 (1995)

  • [文献書誌] 稲葉晶子 他: "ユーザーの役割を考慮した知的議論支援システムの構築" 情報処理学会 情報技報. 95-GW-14. 1-6 (1995)

  • [文献書誌] 国近秀信 他: "知的英語学習支援システム・HELENのオ-ガリング環境" 教育システム情報学会誌. 12-1. 52-62 (1995)

  • [文献書誌] Hidenobu Kunichika et.al.: "An Authoring System for Hypermedia langage leivning Ennisents and its Evoluation" Proc. of International Conference on Computers in Education. 73-80 (1995)

  • [文献書誌] 伊藤紘二 他: "オブジェクト指向による学習支援環境の構築" 電子情報通信学会 信学技法. KBSE95-27. 41-48 (1995)

  • [文献書誌] Widjaja Sangtoku,et al.: "ファジイ推論を用いた概念学習過程における理解状態の推論" 人工知能学会1995年度全国大会論文集. 585-588 (1995)

  • [文献書誌] 織田健 他: "インターネット環境におけるコンピュータリテラシの教育" 電子情報通信学会、信学技報. ET95-59. 101-108 (1995)

  • [文献書誌] Widjaja Sangtoku,et.al.: "WWW学習環境における協調学習のためのグループ化手法" 人工知能学会研究会資料. SIG-IES-J-9501-17. 112-119 (1995)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi