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1995 年度 実績報告書

マルチメディア情報化時代における医学・医療情報環境の整備に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07309004
研究種目

総合研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

櫻井 恒太郎  東京大学, 医学部(病), 助教授 (80127084)

研究分担者 高橋 隆  京都大学, 医学部, 教授 (40055992)
山内 一信  名古屋大学, 医学部, 教授 (90126912)
里村 洋一  千葉大学, 医学部, 教授 (10009582)
大槻 昌雄  東北大学, 医学部, 教授 (40108486)
開原 成允  東京大学, 医学部(病), 教授 (30010234)
キーワード医療情報ネットワーク / UMIN / マルチメデイア / インターネット
研究概要

本研究は大学医療情報ネットワーク(UMIN)を基盤にその活動を支援しながら行われた。研究活動としては2回の全体班会議を8月、1月に開催した他、3月に42大学に呼び掛けてのネットワークの利用者会議を持った。
本年の研究事項としては、まず情報基盤に関する研究として、国立大学42校に調査表を送り、病院内でのネットワークの利用環境の調査、病院業務用ネットワークと学術用LAN(いわゆるキャンパスネットワーク)の接続状況、大学医療情報ネットワークへの接続の容易さなどを比較検討した。この結果、情報検索用端末の整備状況とLANとの接続状況は端末台数など量的な面においても、接続の疎密さなどの質的な面においても大きな違いがあり、今後、両者の標準化が必要であり、とくに外部のインターネットと業務用ネットワークをどように接続するかについて、安全性と有用性の比較検討を行うことが次の課題である。
業務面でのマルチメデイア利用として、インターネット上で普及したWWWブラウザを利用して、事務部門情報化促進の一環として、FAXによる文書伝達システムの開発と評価を行った。これは文部省等からのFAX文書をコンピュータで受信し、送信者自身が遠隔地より画面上でタイトルを入力し掲載許可をすることにより、即時にWWW上へ公開されるもので、白黒画像を含む文書の迅速な広報に有効である。このシステムにはさらに情報収集の機能を付加して双方向のデータ伝達システムに発展させる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 桜井恒太郎: "UMINのインターネット接続への移行と各大学の利用環境について" 第15回医療情報学連合大会論文集. 469-470 (1995)

  • [文献書誌] 劉志瑾,桜井恒太郎: "質問紙調査法による大学病院処方オーダリングシステムの稼動状況と薬剤部からみた評価" 医療情報学. 15(4). 237-246 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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