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1995 年度 実績報告書

ストレンジネスを含む原子核

研究課題

研究課題/領域番号 07354021
研究機関京都大学

研究代表者

今井 憲一  京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70025493)

研究分担者 元場 俊雄  大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (90121863)
福田 共和  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (50116092)
岸本 忠史  大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90134808)
興曽井 優  京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (80183995)
村上 哲也  京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50219896)
キーワードハイパー核 / ストレンジネス / クリスタルボール / ダイバリオン / K中間子 / ハイペロン
研究概要

この研究の目的は、平成8年度発足予定の重点領域研究(ストレンジネスを含む原子核)の準備・調査研究を行うことである。
この研究では実験面では特に、次の二つのテーマを重点的に取り上げる。
1)高分解能γ線検出器などを用いたS=-1ハイパー核の精密分光研究。
2)大強度K中間子ビームを用いたS=-2核の研究。
現段階で重要と思われるこれらの研究をDriving Forceとしつつ、組織的に研究をすすめることによって、我が国におけるこの分野のさらなる飛躍をはかるのが重点領域研究の目的であり、この研究ではその具体化のための詳細な検討および調査研究を行った。
具体的には、まず平成7年9月に研究領域全体についての公開の研究会をKEKで行い、次に各テーマについての詳細な検討を行うためのワークショップとして、1)S=-2核の研究についてのワークショップ(岐阜大学、平成8年2月)、2)高分解能γ線検出器につてのワークショップ(理研、平成8年2月)、3)ハイペロン-核子相互作用につてのワークショップ(基礎物理学研究所、平成8年3月)、を開催して、研究計画の内容をさらに充実したものにするとともに、この領域の研究の進展にとって重要な研究課題を広く調査した。
さらに平成8年3月に審査会を開き、公募研究を含む研究課題の審査を行った。また平成8年度発足に備えて総括班や事務体制を準備した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] S. Aoki et al.: "Production of a twin single hypernuclei and the Ξ-nuclear interaction" Physics Letters. B355. 45-51 (1995)

  • [文献書誌] A. Rusek et. al.,: "Search for H dibaryon-nucleus bound states in relativistic Au-Pt collisions" Physical Review. C52. 1580-1583 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2017-10-10  

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