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1995 年度 実績報告書

重層型情報時代に対応する国文学高機能情報形成手法の開発とその実用化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07401014
研究種目

一般研究(A)

研究機関国文学研究資料館

研究代表者

佐竹 昭廣  国文学研究資料館, 館長 (10025025)

研究分担者 中村 康夫  国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (60144680)
安永 尚志  国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (20017411)
藤原 鎮男  東京大学, 名誉教授 (80011401)
立川 美彦  国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (60270419)
松野 陽一  国文学研究資料館, 副館長 (50005823)
キーワード重層型 / データベース / テキスト / タグ / 階層化 / データベースシステム / 検索 / 監修
研究概要

重層型データベースを構築するために、まず、二十一代集の基礎データを形成することとした。その二十一代集の基礎データを形成するために、
1.正保四年版本を翻刻入力してプレーンテキストを形成し、
2.テキストの内容に従って階層化し、タグ付けを行った。
そして、テキストを階層化するに当たって、情報を重層構造とし、
1.原本表記情報
2.すべてを仮名(古典本文なので歴史的仮名遣い)に開いた情報
3.諸本の異文を集成した情報
の三層を基本として、そのすべてを階層別にも統合的にも検索できる和歌データベースシステムを、ウィンドウズ3.1対応で開発した。
データ形成には、各集に1名ずつの研究者を監修員として配し、研究上重要な本文情報を残らず搭載するようにした。データの形成にあたり、仕上がりがばらつかないように打ち合わせの会議を開催したが、書籍体の印刷物を作成しなれている手は、データベースのルール性に離反する性向もあり、そこを克服しきれないで作業が進められる場合も起こったりした。これをさらに高次に乗り越えるためには、個別のデータが監修されて集積される段階で、しかるべき目を持った研究分担者が総監修者として当たることが必須である。
基礎作業が着実に進んで、以上のように、データ形成とデータベースシステムの問題点の全体がほぼ見えたところまで平成七年度の研究は進んだ。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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