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1996 年度 実績報告書

広波長域低分散分光測光による天体動スペクトルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07404007
研究種目

基盤研究(A)

研究機関名古屋大学

研究代表者

佐藤 修二  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025483)

研究分担者 若木 守明  東海大学, 工学部, 教授 (20100993)
佐藤 紳司  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (60192598)
長田 哲也  名古屋大学, 大学院・理学部研究科, 助教授 (80208016)
キーワード広波長域分光 / クライオスタット / 低温モーター / メシア-III
研究概要

天体の動スペクトル=スペクトルの時間変動を取得する装置を製作しつつある。
○光学系-1 トリクロイックフィルタの薄膜設計、製作,試作を行った。複数の会社や研究所で製作可能性を打診している。
○光学系-2 分光器系設計 分光器の設計;赤外チャンネル9枚レンズ組、光(0。35〜0。6/0。6〜1。0μm)チャンネル2台の設計を行ってい収差解析と許容誤差解析を行なった。
分光器設計と平行して冷却系、検出系を含めた全体の設計を行い、冷却系:クライオスタットの設計を行い、モックアップモデルを製作して、製作部品図面を起こしつつある。
○検出器開発 InSb256x2562次元アレイの積分型読みだし回路付パッケージを製作中である。
○データ取得 SunWS-20を中心としたメシアIIIによるデータ取得装置を設計し製作した.Si(TI社;1Kx1K)CCDアレイはメシアシステムで駆動、読みだしを行った。アンプ部分の雑音が高く、改良中である。
○駆動部試験 モーターの改良と低温試験を行なった。市販のエスキャップモーターのベアリングを二硫化モリブデンパッタリングで置換し、低温試験をクリアした。ウォームホイールギアをポリアセタールで試作して低温試験を行なったが、低温下ではまだ不調である。大幅な設計変更が必要であろう。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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