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1995 年度 実績報告書

測地VLBI観測のための国際互換システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 07404022
研究種目

一般研究(A)

研究機関国立天文台

研究代表者

横山 紘一  国立天文台, 地球回転研究系, 教授 (10088784)

研究分担者 酒井 俐  国立天文台, 地球回転研究系, 助手 (80141969)
久慈 清助  国立天文台, 地球回転研究系, 助手 (40132675)
佐藤 克久  国立天文台, 水沢観測センター, 助手 (90178715)
金子 芳久  国立天文台, 地球回転研究系, 助手 (00000175)
真鍋 盛二  国立天文台, 地球回転研究系, 助教授 (30000178)
キーワード超長基線電波千渉法(VLBI) / 国際測地VLBI観測網 / 地球力学
研究概要

1)水沢10mアンテナによるMark-III型記録による国際VLBI観測システムの立ち上げ:Mark-III記録用磁気テープレコーダ(High Density Digital Tape Recorder 一式:24,998万円)を購入し、水沢の10mアンテナのバックエンドに接続した後、走行、記録、制御等の性能テストを行い、正常な動作を確認した。
2)Mark-IIIレコーダによる最初の国際VLBI実験観測:
3月下旬、クリミア天体物理観測所の25mアンテナとMark-III記録システムによる実験観測を計画し、準備中である。本研究グループは、観測スケジュールの作成に責任を持つとともに、データ送信など基盤整備を行った。また、本科学研究費では、観測記録用K-4型磁気テープおよび米国の相関センターに送付して相関処理を行うためのMark-III型磁気テープを購入した。
3)Mark-III記録とK-4記録の双方向記録形式変換装置の開発準備:
a.Mark-III型記録方式からK-4型記録方式への変換システムの制作(平成9年度予定)のための技術打ち合わせを国内関連研究者およびメーカーと行い、基本概念を決定した。
b.Mark-III方式記録形式とK-4方式の記録形式の相互的な変換システム開発のための基本設計を国内関連研究者と打ち合わせを行いながら進めるとともに、部品等を購入した。
4)測地VLBIの国際観測網の拡張のため、国際調整を行った。その結果、ドイツとは平成9年度から研究・観測協力を開始する運びとなった。その他、米国、アルゼンチン、南アフリカなどと、研究協力の打ち合わせを継続中である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 横山紘一: "重力と地球回転" 月刊地球. 号外11. 20-23 (1995)

  • [文献書誌] 真鍋盛二: "VERAによる地球回転パラメータ決定精度" 1995年度VLBIシンポジウム集録. (印刷中). (1996)

  • [文献書誌] 横山紘一他: "IRIS-P(太平洋観測網)のK-4化について" 1995年度VLBIシンポジウム集録. (印刷中). (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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