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1996 年度 実績報告書

口唇・口蓋裂発生抑制因子に関する研究 -ヒトならび自然発生本症マウスによる発生抑制因子の追及-

研究課題

研究課題/領域番号 07407058
研究種目

基盤研究(A)

研究機関愛知学院大学

研究代表者

河合 幹  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 教授 (50064788)

研究分担者 粟生 いつ子  藤田保健衛生大学, 医学部, 講師
木下 弘幸  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 助手 (70261005)
深野 英夫  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 講師 (00231556)
宮地 斉  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 助手 (60261004)
夏目 長門  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 講師 (90183532)
キーワード口唇裂 / 口蓋裂 / 口唇口蓋裂 / 口唇口蓋裂自然発生マウス / 先天異常 / 抑制因子 / 口蓋突起 / 葉酸
研究概要

昨年度に引き続き、A/J系マウスの胎仔口蓋を使用した器官培養(浮遊回転培養)法を利用してビタミンの口蓋癒合期における組織への直接作用の検討を行った。中でも葉酸について今年度新たな知見が得られた。
方法は従来と同じく、A/J系マウスの胎仔口蓋を使用した器官培養を胎齢13.5日から72時間行うことにより、口蓋突起の癒合を母体外で経時的に観察した。
その結果、口蓋突起の癒合部分の長さは葉酸においても、対照群の0.36【.+-。】0.37mmに対して、葉酸濃度10μg/mlで0.74【.+-。】0.28mmと有意に増加した。また口蓋の癒合率については、対照群の60%に対して0.1μg/mlの濃度では85.7%、1.0μg/mlでは85.2%、10μg/mlでは100%と有意に癒合率の上昇が認められた。
これらの成果は、これまでの他のビタミンに関する研究成果と共に論文として掲載された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 永津義隆: "器官培養法を用いたマウス口蓋突起癒合期のビタミンの効果に関する実験的研究" 愛知学院大学歯学会誌. 43(3). 165-173 (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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