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1995 年度 実績報告書

学士課程と大学院課程のカリキュラムの接続に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07451062
研究種目

一般研究(B)

研究機関神戸大学

研究代表者

波田 重煕  神戸大学, 大学教育研究センター, 教授 (40036554)

研究分担者 山内 乾史  神戸大学, 大学教育研究センター, 助教授 (20240070)
米谷 淳  神戸大学, 大学教育研究センター, 助教授 (70157121)
川嶋 太津夫  神戸大学, 大学教育研究センター, 助教授 (20177679)
瀧上 凱令  神戸大学, 大学教育研究センター, 副センター長,教授 (80030576)
多淵 敏樹  神戸大学, 大学教育研究センター, センター長,教授 (00031063)
キーワード学士課程教育 / 大学院課程教育 / カリキュラム / 大学院重点化 / 独立大学院 / 教育社会学
研究概要

大学院の新増設とそれに伴う大学院進学者の急増は,大学院教育だけではなく学士教育にも多大かつ重要な影響を及ぼしつつある.一方、一部で進んでいる「大学院重点化」は教官の所属が大学院研究科となり形の上では学士課程に責任を負わなくなる点で,また,総合的・学際的研究の必要性から増えている「独立大学院(研究科・専攻)」はその基礎教育を担うべき学士課程と緊密な「接続」を有せず,様々な学士教育を受けた多様な学生が進学してくる点において,いずれもが学士課程と大学院課程の教育機能の役割や接続に関して新たな問題を提起する結果となっている.そこで本研究は,学士課程と大学院課程の教育・カリキュラム上のより良い「接続」の在り方を見いだすことを目的として組織された.
本年度は以下のような研究・調査を実施した.(1)各種の文献を収集し,国内外における学士課程教育と大学院課程教育の教育・カリキュラム上の「接続」問題に関する研究の現状と問題点を整理・分析することを開始した.(2)平成7年10月には大学教育センターの第3回研究集会として「Reform in Motion-より良き教授者となるために-」を開催し,学士課程教育のカリキュラムおよび教授法について識者の意見を聴取すると共に参加者から広範な意見を聞く機会を持った.(3)北海道大学.東北大学,東京大学,九州大学の独立大学院や重点化された大学院および大学教育の研究センターにおいて訪問調査とインタビューを実施し,学士課程教育と大学院課程教育の教育・カリキュラム上の「接続」の現状と問題点に関するデータを収集し,学士課程と修士課程との共通科目の設置や修士課程入試における他専攻受験者への配慮と進学後の処置などの実態を調査した.

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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