研究課題/領域番号 |
07451068
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
山本 慶裕 国立教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習開発・評価研究室, 室長 (50135646)
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研究分担者 |
山口 真 流通経済大学, 社会学部, 教授 (50166625)
金子 忠史 国立教育教育研究所, 国際研究・協力部, 部長 (80000058)
澤野 由紀子 国立教育教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習体系研究室, 主任研究官 (40280515)
田中 雅文 国立教育教育研究所, 生涯学習研究部・生涯学習体系研究室, 室長 (10217078)
梶田 見春 国立教育教育研究所, 生涯学習研究部, 部長 (30110092)
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キーワード | ボランティア / 生涯学習 / ボランティア・バンク / ボランティアの養成 / ボランティアの活用 |
研究概要 |
本研究は、市区町村におけるボランティアの登録制度の中でも、特に生涯学習活動のために設置されているボランティア・バンクについて、その活用の実態と活性化の条件を明らかにすることによって、ボランティア活動のいっそうの活性化を図ることを目的とする。生涯学習ボランティア・バンクの設置されている市区町村を研究対象として、生涯学習ボランティア・バンクの活用の実態及び活性化のための条件を明らかにする。生涯学習ボランティア・バンクの活性化のために、1.地域そのものの振興政策、2.学校及び他部局との連携事業の活発化や社会教育事業における活用の場の開発、3.養成講座の増設,4.登録方法及び登録制度の再検討、5.人材広報の活発化(人材情報の提供手段の改善やグループ・サークルや社会教育団体への案内)等を検討した。 具体的には、平成7年度に『生涯学習の成果の評価方法』に関する調査研究の調査結果及び当該年度の事例調査の結果から導き出された仮説の検討を行い、実態を統計的に把握するために、ボランティア・バンクを設置している市区町村を230地域を抽出し、ボランティアの登録者数、生涯学習ボランティアの種類、活用の頻度、利用の団体の種類、ボランティア・バンクの広報の方法などボランティア・バンクの活用状況、活発化の条件に関する質問紙調査を行った。その結果、110地域の回答を得て、その結果の単純集計結果を中間報告書『生涯学習のボランティア・バンクに関する調査研究』(平成8年3月)にまとめた。平成8年度は、ボランティア・バンクの活用条件の理論的分析を行い、活性化のための条件を検討し、活性化している地域の諸特性や、連携事業、活用状況、養成講座,登録方法及び登録制度の状況などについて検討し、最終報告書にまとめた。
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