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1995 年度 実績報告書

被差別部落の民俗誌作成のための調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07451074
研究種目

一般研究(B)

研究機関武蔵大学

研究代表者

宮本 袈裟雄  武蔵大学, 人文学部, 教授 (40015889)

研究分担者 谷口 貢  二松学舎大学, 国際政治経済学部, 助教授 (90227223)
キーワード民俗誌 / 部落の成立伝承 / 浄土真宗 / 若者組 / 生業 / 族制
研究概要

本研究は、これまで被差別部落の民俗全体を明らかにした民俗誌がほとんど作成されていない現状を打開するために、関西地方の被差別部落の詳細な民俗誌作成を主要目的としている。この目的を達成するために大阪府寝屋川市国守地区を対象にして、聞き取りを中心とした民俗調査を実施した。研究代表者・分担者・補助者のスタッフは、平成7年8月後半と平成8年3月下旬に合同調査を実施し、それ以外に個別に数回の現地調査を行なった。以下、本年度の研究成果の概要をまとめておきたい。
1.部落の成立伝承 寝屋川市国守地区(旧駒池村)の成立伝承には、大きく分けて(1)能登起源説、(2)楠根川で人夫をしていたという説、(3)長州征伐敗残兵説、の3つがある。これらに共通しているのは、最初、高宮の沖に住んでいたが、洪水などの被害が多いのでヤマキへ上がってきたという点である。
2.浄土真宗・西方寺 部落の全戸が真宗門徒になっている。報恩講、永代経などの行事が老人を中心に熱心に行なわれており、西方寺を中心とした結びつきには強いものがみられる。
3.国守神社の祭礼 秋祭り(10/14〜16)は若者組を中心にして、だんじりを曵く行事が行なわれている。
4.生業の変遷 農業にほとんど依存せず、賃稼ぎを中心に生活の基盤を築いてきている。仕事内容は時代によって大きく変化しているが、時代を先取りしながら収入の方途を積極的に開拓している点に特長を認めることができる。
5.族制 本分家関係の結びつきは、それほど強くはない。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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