研究課題/領域番号 |
07451079
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
鈴木 良 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70179274)
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研究分担者 |
菅井 凰展 立命館大学, 理工学部, 教授 (70071230)
上田 博 立命館大学, 文学部, 教授 (60140084)
長 志珠絵 立命館大学, 法学部, 講師 (30271399)
中谷 猛 立命館大学, 理工学部, 教授 (20086440)
赤澤 史朗 立命館大学, 法学部, 教授 (80202513)
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キーワード | 近代京都 / 自由主義思潮 / 自由主義的法律学 / 京都帝国大学 / 立命館大学 / 同志社大学 / 自由主義的経済学 / 自由教育運動 |
研究概要 |
今年度の研究活動は、前年度にひきつづき、順調に行われた。 1、研究会 7・8月、1・2月をのぞき、毎月研究例会を開催した。また、9月と3月には集中研究会を開催し、2日間にわたって、報告・討議が熱心に展開された。このなかには、上田博の社会学者高田保馬の研究や、中谷猛の自由主義のとらえ方についての報告等が含まれている。また、昨年度の成果である「近代京都における自由主義思潮の研究」(本学人文科学研究所紀要第65号)の合評会も含まれている。3月の研究会では、外部から井ケ田良治(同志社大)を招き、明治期の法学研究の評価について報告をお願いした。 2、資料の収集 憲法学者佐々木惣一、社会学者高田保馬、教育学者小西重直などの関係図書を購入した。また、メンバーは各地に調査におもむき、ひろく資料を集める作業が進んだ。 しかし、残念ながら本学図書館所蔵の織田萬など法学者の蔵書目録、大正期主要新聞の論説目録の作成は、完成することが出来なかった。予想以上に労力が要るためである。 3、今後の予定 平成9年度は、本プロジェクトの最終年となるため、この年度中に「続・近代京都における自由主義思潮の研究」を本学人文科学研究所紀要として発刊する。そのための準備をかさねる。
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