• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

ヨーロッパ周辺地域の社会と民族に関する史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07451084
研究種目

一般研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

柴 宜弘  東京大学, 教養学部, 教授 (50187390)

研究分担者 安岡 治子  東京大学, 教養学部, 助教授 (90210244)
中井 和夫  東京大学, 教養学部, 教授 (40188868)
キーワードバルカン / 東欧 / ロシア / ウクライナ
研究概要

本年度の研究実施計画はバルカンおよび東欧諸国、旧ソ連・西部国境地域の諸共和国の伝統社会がもつ共通面と、それぞれの社会の特性の比較・検討であった。そのため、バルカンおよび東欧諸国、旧ソ連・西部国境地域の諸共和国の歴史と社会に関する内外の文献や史料の収集を行うとともに、研究分担者の報告と共同討議の研究会を二回開催した。
柴が「バルカン地域概念の変遷とバルカン社会の特性」について、中井が「『新東欧』という地域概念とウクライナ・ポーランド社会の特性」について、安岡が「ロシア地域概念の再考」についてそれぞれ報告した。まだ、本年度に注文した文献や史料が納入される前であったため、これまでの研究を整理することに力点が置かれた。今後は納入したマイクロフィルムを駆使することが課題とされよう。
しかし、こうした状況のなかでも柴および中井がそれぞれ、当該研究に関連する成果を2点ずつ発表している。十分な成果とはいえないが、研究初年度としては許容されるものと思われる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 柴 宜弘: "ユ-ゴスラヴィアの解体と内戦" 『講座スラブの世界(2)民族』弘文堂. 349-369 (1995)

  • [文献書誌] 柴 宜弘: "East European History" Historical Studies in Japan (VIII) 1988-1992. 山川出版社. 197-207 (1995)

  • [文献書誌] 中井 和夫: "ウクライナ人とロシア人" 『講座世界の歴史5強者の倫理』東京大学出版会. 393-406 (1995)

  • [文献書誌] 中井 和夫: "パルテレイモン・クリシのウクライナ観" 『講座スラブの世界(2)民族』弘文堂. 201-231 (1995)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi