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1997 年度 研究成果報告書概要

明治以降国文学者総覧作成のための基礎的調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07451092
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国文学
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

松村 雄二  国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (10086689)

研究分担者 江戸 英雄  国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (50290870)
入口 敦志  国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (80243872)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
キーワード研究者総覧 / 明治以降 / 研究論文目録 / フ-ズ・フ- / 経歴・業績 / 国文学
研究概要

本調査研究は、明治初年から昭和20年に至るまでに活動した国文学者を中心に、得られる資料を探索して、可能な限り、その経歴・業績等を明らかにすることを目的とし、将来完成されるべき『明治以降国文学者総覧』の基礎を築くことを目的として行われた。
調査方法としては、戦前までに刊行された国文学研究文献目録の類を基礎資料として入手し、そこに登録された研究者名を手がかりに、その一々につき、当時の人名録や古い研究雑誌類を調査し、あるいは古い論文類に引用されている研究者名をたどっていくといった方法をとることとした。
三年間の研究調査により、延べ約1800件の人物情報を収集することができた。その成果は別に作成した報告書に記載した『明治以降国文学者総覧 稿』のとおりである。とりあえず、研究計画通り将来成るであろう『国文学者総覧』の基礎となるべきデータは集まったと考える。1800件の内約200名のデータに関しては重複しているが、それはそれぞれの出典に当たる書籍別にデータを入力したためである。現時点においては項目を統一するよりも、出典を明らかにできるデータ、つまり確実なデータを収集することが、今後の膨大なデータ蓄積の精度を高めると判断したため、上記のように出典を異にする重複する同一人物の情報を並列した。これは最終的に『国文学者総覧』を出版する段階までデータの蓄積のあり方としては最も適当な方法と考える。
今回の研究では、明治以降昭和20年までと一応の区切りを設けてデータの収集をしたが、既に戦後50年以上の年月がたっていることを鑑みれば、少なくとも昭和の末年までに物故した人物をターゲットとして調査を進める必要があり、この点に関しては今後の課題としたい。

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公開日: 1999-03-16  

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