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1996 年度 研究成果報告書概要

東洋・西洋のイメージ・シンボルの比較研究-「空」を中心として

研究課題

研究課題/領域番号 07451109
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
研究機関広島大学

研究代表者

水島 裕雅  広島大学, 総合科学部, 教授 (10034597)

研究分担者 石川 達夫  広島大学, 総合科学部, 助教授 (00212845)
成定 薫  広島大学, 総合科学部, 教授 (50110466)
原 正幸  広島大学, 総合科学部, 教授 (10092305)
斎藤 忠資  広島大学, 総合科学部, 教授 (30116587)
金田 晋  広島大学, 総合科学部, 教授 (50034591)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
キーワード空(そら) / 天 / 空(くう) / イメージ / シンボル / 比較研究 / 地域研究 / 東洋と西洋
研究概要

本研究は広島大学総合科学部人間文化コースの教官10人が「東洋・西洋のイメージ・シンボルの比較研究」という大きなテーマによる研究の一環として「空(そら)」のイメージ・シンボルの比較研究をしたもので、その成果は約20万字の報告書としてまとめられた。
イメージ・シンボルの比較研究は今回は二つの方面から行われた。その一つは日本、中国、台湾という東アジアの文化における「空」のイメージと、フランス、ドイツ、ロシアを中心とする西洋文化における「空」のイメージの研究ならびにその比較研究であって、この研究は主として地域的・歴史的なイメージ・シンボルの異同の比較研究である。もう一つは、文学、美学、宗教学、哲学、科学史、記号論などのさまざまな学問分野における「空」のイメージ・シンボルの研究である。この両者が重なるところにこの研究の独自性があり、その結果とくに「空」というイメージは宗教的・哲学的背景を反映するものであって、それぞれの文化や学問領域のおいて重要で独自なシンボル的存在となっていることが明らかになった。
この報告書に含まれる論文のタイトルは次のようである。
「日本人の「空(そら)」観(1)-『万葉集』の「空」のイメージを中心として」「イメージの形-空のイメージ」「隠された世界としての天-現代のコスモロジーと臨死体験」「「アウステルリッツの空」とは何か?-ひとつの解釈の試み」「戴望舒の恋愛詩と青空」「無窮の響き-真理、人間、自然を巡る対話篇」「哲学における「天空」と「大地」-真理の所在をめぐって」「科学史からみた天空のイメージ-宇宙の中の人間の位置」「「天」と「空」-東洋文学に於ける両者のイメージの相違」。

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公開日: 1999-03-09  

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