研究課題
一般研究(B)
研究分担者が、それぞれの分担に基づいて個別研究を行い、その報告を順次実施した。第1回研究会(95年10月)では、塩出浩和研究員が「大国化する中国の世界戦略」、第2回研究会(同11月)では、大内浩研究員が「APECの課題と神話」、第3回研究会(96年1月)では、John B.Welfield研究員が、“The recent trendt and issues in the Japanese Foreign Policy"、第4回研究会(同2月)では、信田智人研究員が「アメリカ経済と大統領選挙」、さらに第5回研究会(同3月)では毛利勝彦研究員が「APEC大阪会議における日米中の対立と協調」を報告した。その結果、人権問題や民主化の問題など、米中間の対立は存在するものの米中両国もなんとか決定的な対立は避けたいという意志が見られる点日本としても米中間が悪化しないよう協力する意志が強いことが確認された。次年度においては、どういう分野で協力をすれば対立が避けられるかなど具体案について模索していきたい。
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