研究課題/領域番号 |
07453008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 高知短期大学 |
研究代表者 |
福田 善乙 高知短期大学, 社会科学科, 教授 (20099683)
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研究分担者 |
平岡 和久 高知短期大学, 社会科学科, 助教授 (70259654)
細居 敏明 高知短期大学, 社会科学科, 助教授 (50157020)
玉置 雄次郎 高知短期大学, 社会科学科, 教授 (90099680)
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キーワード | 地域産業連関表 / 地域際収支 / 都道府県際収支 / 市町村際収支 / 地域経済 / 産業部門別収支 / 地域活性化 / 自給率 |
研究概要 |
(1)地域際収支を算出するためには.地域の産業連関表を収集しなければならないが.各通産局がだしている産業連関表報告書・都道府県の産業連関表報告書・政令指定都市の産業連関表報告書.また独自にだしている釧路市の産業連関表報告書を収集し分析をおこなっている。 (2)この資料をもとに研究会を13回おこない整理・分析してきた。そこで47都道府県の地域際収支の一覧表および各都道府県別の地域際収支表(一般的に33部門)を作成した。これによると、一般的に地域際収支は大都市地域でプラス、農村漁村地域でマイナスになっているが、大都市地域でも二極分解していることがわかる。東京圏でいえば東京・茨城・栃木・群馬がプラス・神奈川・千葉・埼玉がマイナスであり、地域特性がでている。同時に市レベルとして横浜市・福岡市・釧路市の分析もおこなった。 (3)地域の実態と産業連関表・地域際収支との関連を分析するため、鳥取、愛媛の調査もおこなった。これは地域連携軸・ファズとの関連も念頭に置いている。また、理論的にも深めるため.東京都の算出方法についても調査した。 (4)今年は四国4県の産業連関表・地域際収支の分析に力を入れその成果として共同で「地域際収支からみた地域経済の特徴と変化-四国各県の産業連関表にもとづく分析-」(高知短期大学『社会科学論集』第71号,1997年12月)を発表した。 (5)この成果を踏まえて、各自で『社会科学論集』第72号,1997年3月でさらに研究を深めている。 (6)この地域産業連関表・地域際収支と地域活性化政策についてさらに深めていきたい。
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