研究分担者 |
桔梗 宏孝 東海大学, 理学部, 助教授 (80204824)
板井 昌典 東海大学, 理学部, 助教授 (80266361)
堀江 邦明 東海大学, 理学部, 助教授 (20201759)
太田 雅巳 東海大学, 理学部, 教授 (40025490)
渡辺 純三 東海大学, 理学部, 教授 (40022727)
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研究概要 |
作年度に引き続き、標数p70の環に対して定義されるFrobenius写像、それを用いて定義される諸概念(イデアルのtight closure,Frobenius写像のsplittingから得られるF-pcne,F-regular,F-terutinal等の特異点の性質に関するもの)を研究を引き続き行った.本年度得られた主な結果は次の通りである. 1.代数幾何学のterninal singulcoutyに当るF-teruinal rieyの概念の特徴付けがGoreustein環に対して得られた.これにより4次元以上ではF-teruinalがteruicnal sinyulaintyより真に強い概念である事があきらかになったが、環論的にはこちらの方が自然な定義と思われる. 2.今迄扱って来たのは有理特異点又はそれに近い特異点の族だったが,そうでない「一般型」の特異点に対してもFrobenius写像のsplitting“test ideal"などの概念が有効である事を示した. これらの一連の結果を国内のシンポジウム及びヴェトナムのハノイ,名古屋で作年度行われた国際研究集会で発表し好評を得,また将来の発展につながる有益な議論がなされた.
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