研究課題/領域番号 |
07454021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉田 英信 千葉大学, 理学部, 教授 (60009280)
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研究分担者 |
河原田 秀夫 千葉大学, 工学部, 教授 (90010793)
剱持 信幸 千葉大学, 教育学部, 教授 (00033887)
蔵野 正美 千葉大学, 教育学部, 教授 (70029487)
安田 正美 千葉大学, 理学部, 教授 (00041244)
高木 亮一 千葉大学, 理学部, 教授 (00015562)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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キーワード | 非線形解析 / 相分離現象 / 最適制御問題 / ステファン問題 / 横断ハウスドルク次元 / パーコレーション / ディリクレ問題 / 超局所解析 |
研究概要 |
1.今回のプロジェクトは、千葉大学の解析関係教官を中心とした23名の研究者で組織されており、非線形な現象への体系的アプローチを試み、各分野でなされつつあるバラバラな研究を総合的にとらえ、将来への展望を切り開こうとして計画実行されたものである。各分担者は、それぞれの専門の分野における非線形な現象等について、いろいろなシンポジュウや研究集会等に出席して、全国の多くの研究者との討論等を通じて、これまでに為されてきた数々の研究についての情報を収集・整理した結果、分担者各自が研究成果としてまとめ、論文等として公表してきた。研究の具体的成果については、研究範囲が多様にわたるため、ここでは述べることが出来ない。後の研究発表欄を参照されたい。 2.非線形の問題は、最近になってようやく研究され始めたばかりであり、我々の得た成果・情報は、非線形現象の多様さに比べて、微々たるものであることがこの共同研究を通じて痛感された。今回、他分野の分担者の助けと援助によって、各自の研究方法の上に、従来とは異なる視点が加えられ、個人の限界を打破する突破口とならんとしつつある。今回の研究を通じて、単独では得られない新しい視点と観点が得られ、改めて共同研究の大切さを実感させられた。 3.次年度以降も今回と同様の内容と目的をもって、継続的にこの種のプロジェクトを組んで研究を続けることの必要性を痛感した。今回の得られた有形無形の成果を無駄にすることのないよう、今後も継続に取り組んで行きたい。2年間に渡っての財政的支援に対して心より感謝したい。
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