研究課題/領域番号 |
07454205
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研究種目 |
一般研究(B)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山崎 常行 九州大学, 理学部, 教授 (10108649)
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研究分担者 |
仁田坂 英二 九州大学, 理学部, 助手 (60222189)
原田 光 愛媛大学, 農学部, 助教授 (40150396)
舘田 英典 九州大学, 理学部, 助教授 (70216985)
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キーワード | 適応進化 / 重複遺伝子 / アミラーゼ / ショウジョウバエ / 分子進化 |
研究概要 |
1遺伝子発現と遺伝子構造 ショウジョウバエにおけるアミラーゼ遺伝子の発現パターンは発現時期や部位などが種によって様々である。約30種のショウジョウバエのアミラーゼ遺伝子配列(コ-デイングと調節領域)を決定した。その結果、キイロショウジョウバエ近縁種以外のアミラーゼ遺伝子の重複パターンはそれぞれ異なっており、遺伝子構造の進化は独立に起こってきたことが明らかとなった。それにもかかわらず、コーディングでの共調進化、ノンコーディングでの独立進化という傾向は全てのグループで共通であった。この現象の進化学的意義の解明、および種によって大きく異なる発現パターンの違いとその分子的機構の解明をめざして研究を行った。 2アミラーゼ遺伝子トランスクリプション因子の解析 ショウジョウバエの中でP因子を転移させることによって突然変異体を生じさせるいわゆるエンハンサートラッピング法によって突然変異系統を多数作成し、基質の違いと組織特異性による違いにより誘発能や抑制能の異なる系統を多数スクリーニングした。また、同様な方法で匂い異常の突然変異、冷温あるいは熱耐性突然変異、性行動突然変異をスクリーニングした。すでに約4000の突然変異系統を作成し、スクリーニングし、すでにおのおのいくつかの目的の突然変異系統を発見している。現在クローニング中である。
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