研究課題/領域番号 |
07454222
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研究種目 |
一般研究(B)
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
駒嶺 穆 日本女子大学, 理学部, 教授 (90011494)
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研究分担者 |
小川 京子 日本女子大学, 理学部, 助手 (60130738)
牧 久恵 日本女子大学, 理学部, 助手 (70212206)
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キーワード | パーティクルガン / 遺伝子導入 / アンチセンスDNA / 不定胚分化 / 硝酸還元酵素 / ニンジン / ホウレンソウ |
研究概要 |
平成7年度は、 (1)ニンジン培養細胞の不定胚分化の初期過程に特異的に発現する遺伝子の探究をSubtractive differential screeningを行ない、未分化的増殖細胞とproembryo stageの細胞との間で93%の共通なcDNAをsubtractした結果、不定胚分化の初期過程に特異的に発現するCEM6のクローニングに成功した。 (2)塩基配列解析の結果、CEM6はglycine-richな疎水性でシグナルペプチドを含むタンパクをコードしていることが分かった。 (3)CEM6のアンチセンスを構築した。これは35SCaMVプロモータとselection geneとしてカナマイシン耐性遺伝子NPTIIを含むものである。 (4)本研究補助金で購入したパーティクルガンを用いての遺伝子導入の予備実験としてpBI221を、タバコ培養細胞、ニンジン培養細胞にボンバードメントを行ない、細胞材料までの距離、圧力、時間、回数等の検討を行ない、遺伝子導入に最適の条件を確立した。 (5)この条件で、ホウレンソウ培養細胞の硝酸還元酵素(NR)欠損株にNR遺伝子を導入したところ、NR活性の回復が見られ、パーティクルガンによる遺伝子導入の有効性が確認された。 (6)CEM6アンチセンスDNAのニンジン培養細胞への導入実験は現在進行中である。
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