研究概要 |
主として動き推定手法に関しての検討を行ってきた.一画素単位での誤差平面を用いることで物体の境界を考慮した非線型な動き推定法を枠組みを提案した.また,その動き推定法をアフィン動きモデルのもとで適用することでより精度のよい動き推定が可能であることを示した. さらに,今年度は,動き推定及び領域分割を同時に行う手法へと発展させた.物体の前後関係も考慮し,画像の構造化の観点からより多数フレームを利用する動き推定法を検討した.これらの手法の映像生成,超低レート符号化への応用も検討した.これまでの主たる研究項目を箇条書きにする. (1)一画素マッチングによる誤差平面を利用した動き推定法、 アフィン動きモデルの下での誤差平面を利用した動き推定法 (2)動きと領域の同時推定 (3)構造化動き情報を利用した映像生成,超低レート符号化方式への応用
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