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1995 年度 実績報告書

空中浮遊性汚染物の室内侵入防止に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07455234
研究種目

一般研究(B)

研究機関郡山女子大学

研究代表者

菅原 文子  郡山女子大学, 家政学部, 教授 (50196705)

研究分担者 諸岡 信久  郡山女子大学, 家政学部, 助教授 (20166458)
角野 猛  郡山女子大学, 家政学部, 教授 (60128981)
キーワード農薬 / 花粉 / ジ-ゼルエンジン排出物 / 換気 / 空気清浄器
研究概要

(1)農薬については、いもち病防除のフラサイドの散布期間(平成7月〜8月)に屋内外でアンダーセンセンプラ、シリカゲルの吸着、MGサンプラ上のろ紙に捕集し、分析の結果、いまだ十分とは言えないが、散布中の時間変動、粒径分布を求めつつある。又、家屋内の換気量を変化させ侵入量と排出量の変化を求め、換気量が少ないほど侵入時間は遅く排出にも時間を要することが明らかになった。
(2)花粉については、主としてスギ花粉の空中飛散期間中(平成7年3月〜4月、平成8年3月〜4月)に落下法と、アンダーセンサンプラ(吸引衝突法)によって捕集し、期間中の消長を求めた。スギ花粉は、顕微鏡による計数とともにアレルゲンの定量を行った室内外で同時に捕集を行い、室内では窓開放によって換気量を変化させ、侵入量の変動を求めた。アレルゲンの定量では室内でアンダーセンサンプラの下段(6段)に多量の検出があり、室内侵入のメカニズムと共に、これからの研究課題である。
(3)ジ-ゼルエンジンの排出粉塵については、今年度より室内外でロ-ボリウムサンプラにより粉塵を捕集し、成分を原始吸光光度計によって分析すると共に室内外の粒径分布を求めることを目的としている。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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