研究課題/領域番号 |
07455234
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 郡山女子大学 |
研究代表者 |
菅原 文子 郡山女子大学, 家政学部, 教授 (50196705)
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研究分担者 |
諸岡 信久 郡山女子大学, 家政学部, 助教授 (20166458)
角野 猛 郡山女子大学, 家政学部, 教授 (60128981)
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キーワード | 農薬 / 花粉 / ジ-ゼルエンジン排出物 / 換気 / 空気清浄器 |
研究概要 |
農薬の室内侵入と排除については2年間にわたり空中散布された農薬を水田と隣接する住居の内部で同時に同一方法でサンプリングした。室内への侵入、排除を確かめるため換気量を変化させてサンプリングを行った.換気量が大きくなるに従って、侵入時間は早くなるが室内温度の減衰も早い、同時にアンダーセンサンプラを用いて計測した粒径分布の結果は外気は最上段が最も多く、屋内では2段目に最多量の捕集結果を得た.大粒子は屋外で早く落下することが予測される. 花粉については、季節的に飛散時期が限られ、スギ花粉の飛散時期に2年間サンプリングを行い、測定法は落下法とアンダーセンサンプラによる容量法と2通りの方法で行った.外気中では落下法が多く捕集されるが、屋内では容量法が多く捕集されことに最下段の微小粒径が多く捕集される.計数は、検微鏡による目視とアレルゲンの定量の2通り行った.目視では小片などの確認が困難であるがアレルゲン定量で室内に微小粒子が多く存在することが、アレルゲン定量から明らかになった 自動車の排気ガス(特にジ-ゼルエンジン)は、国道に面した屋外と屋内と同時測定した.測定は、粉麈用アンダーセンサンプラをロ-ボリウムサンプラとを併用して、排気量を変化させて測定中である
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