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1995 年度 実績報告書

トラップダム方式渓流取水とオフストリームダムによる利水システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07456109
研究種目

一般研究(B)

研究機関明治大学

研究代表者

山本 光男  明治大学, 農学部, 教授 (70015618)

研究分担者 秋吉 康弘  宮崎大学, 農学部, 助教授 (30041031)
田中 忠次  明治大学, 農学部, 教授 (70167500)
キーワード渓流取水工 / オフストリームダム / トラップダム
研究概要

1.計画取水量に対して、渓流河川地形、流況に適したトラップダム方式バースクリーン複合型渓流取水工のバースクリーン、及び集水路の水理構造諸元算定方式を確立した。これは長崎県の離島小値賀地区における渓流取水工の水理構造設計のほかに、インドネシア北スマトラ地区KEUMALA渓流取水工、及び台湾花蓮大興渓流取水工、老濃渓渓流取水工の水理構造設計に適用されている。
2.農水、工水の確保と発電水力のために1964年石鎚国定公園内仁淀川水系面河川支流割石川上流部には建設された、道前道後発電所ダムを調査し、当ダムは、地形、地質的に、面河川本流には重力式ダム建設の適地は何箇所もあるが、景勝面河渓の水没を避けて現地点に建設されたもので、典型的な重力式オフストーリームダムとなっていることの知見を得た。自己流域面積は16.82km^2、有効貯水量2、680万m^3と小規模ではあるが、面河渓本流ならびに隣接渓流河川に設置した大小11の渓流取水工群からの導水を貯留して、年間使用水量は3、215万m^3に増大されている。ダム建設後30年以上経過しているが、土砂礫の堆砂は誤差の程度である。また面河渓の景勝は完全に保全されていることを確認した。
3.河川地形、流況からダムが建設され得ない安倍川支流小河内谷川上流部にオフストリームダムを建設し、安倍川本流に設けたトラップダム方式取水工からの導水を貯留する利水システム確立の可能性を究明している。
4.渓流の地形及び降雨流出特性の適したトラップダム方式渓流取水工群の取水可能量と、オフストリームダムの貯水容量及び年間使用水量、ならびに有効落差との関係についてシュミレーションを行い、渓流取水集水槽及び導水管路の最適水理構造諸元を決定した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 山本光男: "渓流取水工" 農業土木学会地方講習会テキスト. 69-94 (1995)

  • [文献書誌] 山本光男: "渓流取水工 立体式沈砂槽に関する実験的研究" 農業土木学会応用水理部会講演集. H7. 50-55 (1995)

  • [文献書誌] 小島信彦: "バースクリーン複合型渓流取水工の集水路諸元の決定方法" 農業土木学会講文集. 178号. 431-436 (1995)

  • [文献書誌] Toshinori SAKAI: "A Scale effect of anchor problem in dense sand" Proc. Russian National Conf. on Soil Mechanics and Foundation Engineering. 4. 765-770 (1995)

  • [文献書誌] 田中忠次: "構造物の破壊と安全性について" ARIC情報. 39号. 4-9 (1995)

  • [文献書誌] 秋吉康弘: "渓流取水工に関する研究I-浮遊物の除去について-" 宮崎大学農学部研究報告. 42-1・2. 77-82 (1996)

  • [文献書誌] 山本光男: "土地改良事業計画設計基準「頭首工」-沈砂池・渓流取水工" 農林水産省構造改善局, 424 (1995)

  • [文献書誌] Teruo YAMAMOTO: "BANGUNAN SADAP PADA SUNGAI BERALIAN DERAS" JICA dan DIREKTORAT JENARAL PENGAIRAN、 DEP. PEKERJAAN UMUM, 41 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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