双生児検査データ(血液化学、WAIS知能検査、MPI性格テスト、心電図、DNAテロメア長、人類学的計測値、など)について実験的及び計量遺伝学的手法を用いた分離比、ロッド解析、ポリジーン・モデルへの適応、浸透率、等の分析を実施した。調査協力を得ている双生児のうち自宅訪問調査が必要と思われたもの20組について自宅訪問調査を実施した。また、対象双生児全例について郵送質問紙調査を実施した。 調査データについては解析中であるが、知的機能の老化指標として適切と考えられているWAIS符号検査については血清アポタンパクE濃度との関連が強く示唆される成績を得ている。DNAテロメア長について双生児ペア内で極似した数値となる傾向がみられた。
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