研究課題/領域番号 |
07457112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
岡崎 勲 東海大学, 医学部, 教授 (00051649)
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研究分担者 |
古屋 博行 東海大学, 医学部, 助手 (10276793)
相川 浩幸 東海大学, 医学部, 助手 (40102850)
渡辺 一平 東海大学, 医学部, 助手 (50147162)
逢坂 文夫 東海大学, 医学部, 講師 (70096204)
渡辺 哲 東海大学, 医学部, 助教授 (10129744)
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キーワード | 尿3-hydroxyproline / がん検診 / 検診の有用性 / 職域がん検診 |
研究概要 |
約1,000人の事務系労働者を対象としたがん検診の資料および尿3-hydroxyproline測定結果をがんの早期診断に有用であるかを中心に検討してきた。さらに別の事業所(約1万人)について産業医の協力の下に尿3-hydroxyprolineを、50歳代について約600検体施行し得たのでそれについてもほぼ検討を終了しつつある。 従来のがん検診は、胃癌・肺癌・大腸癌(便潜血反応)検診であった。一方、平成7年度に私共が尿3-hydroxyprolineを一次スクリーニングとし、各個人の生活習慣情報からのリスク要因にもとづいて二次スクリーニングとしての胃X-P、便潜血喀痰細胞診として行った時のsimulation studyを行ってみた。その結果、平成7年度開発した健康管理システムのソフトが円滑に作動し、また、20歳代および30歳代に対しては、健康教育としての効果があることを知った。法で定められた健康診断、法で努力義務が課せられた体力測定を始めとし、運動処方、栄養相談、精神衛生についてのデータを整理し、開発したシステムにつき専任産業医と改善すべき点などを現在検討している。
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