研究課題/領域番号 |
07457157
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
東儀 英夫 岩手医科大学, 医学部, 教授 (90155490)
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研究分担者 |
高橋 智 岩手医科大学, 医学部, 講師 (50216719)
阿部 隆志 岩手医科大学, 医学部, 助教授 (30202667)
槍沢 公明 岩手医科大学, 医学部, 助手 (00244913)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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キーワード | 老化 / 神経細胞死 / 選択的脆弱性 / 熱ショックタンパク / ペプチド前駆物質 / D_1,D_2受容体 / 核内受容体 / ニコチン性アセチルコリン受容体 |
研究概要 |
ヒト剖検脳の大脳皮質、海馬、大脳基底核を対象に、in situ hybridization、RT-PCRなどの方法により、heat shock cognate 70、種々のペプチド前駆物質、種々の神経伝達物質受容体およびそのsubunitsの加齢変化を比較・検討した。結果は次の通りである。 (1)神経細胞の加齢変化に対するvulnerabilityは、hsc70などのmolecular chaperonesが関与しており、その関与の程度が脳の部位によって異なる。今後、他の転写・翻訳調節因子についても検討する必要がある。(2)線条体GABA/SPニューロンとGABA/Enkニューロンの検討から、同一部位においてもニューロンの種類により加齢に対するvulnerabilityが異なることが示された。(3)受容体に関しては、1)核内受容体の検討から、受容体の加齢変化が海馬内においても部位によって異なること、2)ドーパミンD_1、D_2受容体mRNAの検討から、同じ神経伝達物質に対する受容体でも、そのsubtypeにより加齢変化が異なること、3)nAChR subunit mRNAの検討により、ある受容体を構成するsubunitsの間でも加齢による変化が異なり、その差異は脳の部位によっても異なること、などが示された。
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