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1995 年度 実績報告書

ランゲルハンス細胞遊走因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07457189
研究種目

一般研究(B)

研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

西岡 清  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (20077647)

研究分担者 山本 俊幸  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30242192)
横関 博雄  東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (90210608)
片山 一朗  東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (80191980)
キーワード接触皮膚炎 / ランゲルハンス細胞 / 遊走因子 / ハプテン / T細胞 / ケラチノサイト / サイトカイン / リンパ節
研究概要

本年度はランゲルハンス細胞遊走因子の解析を行なうため、大量のサンプルを得る目的にてケラチノサイト、3T3線維芽細胞などの皮膚由来細胞、T細胞、B細胞マクロファージのそれぞれの細胞株を用いて無刺激、およびハプテン添加によるランゲルハンス細胞遊走因子の産生の有無につき検討したが、有意の産生所見は得られなかった。現在ハプテン塗布マウスリンパ節より得た細胞により解析を行なっているが、来年度はさらに血管内皮細胞などの細胞株を用いて同様の実験を行なうXとともに、サイクロフォスファミド処置などの操作を加えることにより大量かつ高力価の因子を用いて分子量、アミノ酸配列を決定する予定である。
ランゲルハンス細胞の遊走能を解析する目的でボイデンチェンバー法を用いてX検討を行なってきたが、さらに操作を簡便にする目的で位相差顕微鏡を用いて遊走細胞を行なった。この方法ではランゲルハンス細胞は表面にViliを持つDendriticな細胞として観察され、ボイデンチェンバー法とほぼ同様の成績を得たXことより今後は本法を用いてもスクリーニングを行なう予定である。なお、問題となるThy.1陽性細胞や陽性細胞は遊走細胞に占める割合は非常に少なく、無視出来るものと考えられた。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] Ichiro Katayama: "Reflnoic acid upregulates o-kif ligand production by murine keratinocyte in vitro and increaseg cutaneous nast cell in vivo" J Dermatological Science. 9. 27-35 (1995)

  • [文献書誌] Kiyoshi Nishioka: "Gamma infertern therapy for severe cases of atopic dermatites of the adult type" J Dermatology. 22. 181-185 (1995)

  • [文献書誌] Hiroo Yokozeki: "Experimental Study for the development of an in vitro test for conhest allergen" Int Arch Allerg Immunol. 106. 394-400 (1995)

  • [文献書誌] Hiroshi Kishimoto: "Leukemic orythroderma with elevated plasma IL3 and hyperhistaminemia in situ expression of IL3 mRNA in leukemi cells." J.Dermatological Science. 10. 224-228 (1995)

  • [文献書誌] Toshiyuki Yamamoto: "Mast cell numbers in multiple dermatofibroma" Dermatology. 190. 9-13 (1995)

  • [文献書誌] 横山明子: "ブデソントによる接触皮膚炎" 日本皮膚アレルギー学会雑誌. 3. 98-104 (1995)

  • [文献書誌] 西岡清: "実地医家のための皮膚店診療Q&A" 西岡清 宮地良樹編 南江堂, 162 (1995)

  • [文献書誌] 西岡清: "アトピー性皮膚炎Q&A" 西岡清編 医学ジャーナル社, 141 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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