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1995 年度 実績報告書

プライマリ・ケア医療機関における身体症状化(Somatization)

研究課題

研究課題/領域番号 07457213
研究種目

一般研究(B)

研究機関自治医科大学

研究代表者

飯島 克己  自治医科大学, 医学部, 助教授 (60193124)

研究分担者 佐々木 將人  自治医科大学, 医学部, 講師 (50211272)
加藤 敏  自治医科大学, 医学部, 助教授 (30194814)
キーワード身体症状化 / Somatization / DSM-IV / Primary Care / プライマリ・ケア
研究概要

1.これまでの報告に従って研究を進めた.
2.1995年11月16日に,栃木県近隣の8県のすべての公的町村立の病院,もしくは診療所,37医療機関に,研究の主旨説明書ならびに計画書を発送して.研究の参加を募った.同年12月25日までの1ヶ月間に,7ヶ所の医療機関から研究への参加申し入れがあった.この医療機関に,"不定愁訴"と判断した患者を登録するための用紙,これらの患者にやってもらう"病気の質問表"とCornell Medical Indexを送付した.
3.研究の協力に同意した医療機関では,1996年1月1日から同31日までの1ヶ月間,"不定愁訴"と判断した患者58人をリストアップした.1996年2月1日から同29日までの1ヶ月間に,主任研究者がこれらの医療機関を訪問し,この調査に同意した患者のうち,調査日に受診することができた37人に対して,診療による調査を行なった.
4.調査では,1人60分を予定し,45分を診療に,残りの15分を診療録への記載のためにあてた.調査用紙は,本研究のために開発した"Somatization診療用紙"と,DSM-IVのDecision Trees for Differential Diagnosisを用いた.
5.本研究は3年間の継続研究のパイロットスタディーではあるが,予想以上に患者数が多く集まり,プライマリ・ケア設定でのSomatizationの研究としては,様々な興味深い結果が出ているので,論文として発表の予定である.学術誌としては日本プライマリ・ケア学会雑誌もしくは日本保健医療行動医学会会誌を予定している.

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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