• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

腸膵内分泌腫(癌)の全国登録・保存・供給システムの確立に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07457268
研究種目

基盤研究(B)

研究機関新潟大学

研究代表者

曽我 淳  新潟大学, 医療技術短期大学部, 教授 (70018373)

キーワードカルチノイド / ガストリノーマ / ソマトスタチノーマ / グルカゴノーマ / インスリノーマ / バイポ-マ / PPオ-マ / 甲状腺髄様癌
研究概要

本研究の目的は、いわゆる腸膵内分泌腫(癌)の本邦症例を症例毎に分析し、すでに膨大になった資料の登録・保存を確実にし、今後ますます増加する本研究領域の研究者に、信頼できる資料を迅速・確実に供給するシステムを確立することにある。比較分析のために、本年度はとくに外国症例(50カ国:16言語)の収集・分析・入力に力を入れ、約2,000件、1,100症例の追加を行うことができた。全件数、症例数は下記の通りである。
また、基本的、応用分析用のデータ・ベースシステム(臓器別分布率、男女別、年齢別、転移率、生物学的活性、組織型、電顕形態etcおよびそれぞれの相関関係)の修正・改善を予定通りに進めることができた。現在、腸膵内分泌腫(癌)としては、下記のものについて基礎的な入力が完成している。
(1)カルチノイド(本邦症例)3,418例5,786件
(2)同上剖検例(本邦症例)1,455例1,477件
(3)ガストリノーマ(本邦症例)349例1,102件
(4)ソマトスタチノーマ(本邦・欧米)164例302件
(5)グルカゴノーマ(本邦・欧米)325例635件
(6)インスリノーマ(本邦症例)892例2,447件
(7)甲状腺髄様癌(本邦症例)383例721件
(8)バイポ-マ(本邦・欧米)210例396件
(9)PPオ-マ(本邦・欧米)60例119件
(10)その他(本邦・欧米)37例309件
(11)カルチノイド(欧米症例)4,040例5,508件
計11,313例18,802件
現在、カルチノイドに関しては、各臓器別に資料の系統的な整理を行い、遂次報告として公表している(文献リスト参照)。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Soga,Jun: "Carcinoids of the rectum : An evaluation of 1271 reported cases." Surgery Today. 27. 112-119 (1997)

  • [文献書誌] Soga,Jun: "Evaluation of 266 cases of hepatobiliary-pancreatic carcinoids." Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery. 3. 467-473 (1996)

  • [文献書誌] 曽我淳: "カルチノイド腫瘍の分類" 外科. 58. 1313-1317 (1996)

  • [文献書誌] 曽我淳: "腫管カルチノイド" 消化器病セミナー. 16. 5-9 (1996)

  • [文献書誌] Soga,Jun: "Gastric carcinoids : A statistical evaluation of 1094 cases collected from the literature." Surgery Today. 28(印刷中). (1997)

  • [文献書誌] Soga,Jun: "Historic research background of gut-endocrinomas(carcinoids)." 新潟大学医療技術短期大学部紀要. 6(印刷中). (1997)

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi