研究課題/領域番号 |
07457282
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
藤元 治朗 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (90199373)
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研究分担者 |
島 知子 兵庫医科大学, 医学部, 助教授 (10172868)
田中 恒雄 兵庫医科大学, 医学部, 助手 (80248137)
山中 若樹 兵庫医科大学, 医学部, 助教授 (90131599)
豊坂 昭弘 兵庫医科大学, 医学部, 助教授 (20068498)
岡本 英三 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (50068425)
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キーワード | HVJリポゾーム / AFP / CTL |
研究概要 |
肝臓癌に対する遺伝子治療を目的として 1)生体肝への遺伝子導入方法の確立、2)肝臓癌特異的プロモーターを利用したベクターの作製、の研究を継続した。 1)生体肝への遺伝子導入方法の確立:センダイウイルスの細胞膜融合能を利用したHVJ-liposomeをベクターとして用い、リポーター遺伝子としてLacZを使用、ラット肝に導入した。発現は一過性ではあるが60%を越える高い確率で導入可能であった。部分肝切除術を付加することにより安定した遺伝子発現を認めた。また、反復的遺伝子導入を行うと、HVJ-liposomeに対する特異的な抗体産生およCTL誘導はほとんど認めず、初回導入と同様の高い導入効率が得られた。(‘96米国肝臓病学会にて発表、Proc.Natl.Acad.Sci,USA in press) 2)肝臓癌特異的プロモーターを利用したベクターの作製:AFPをプロモーターとしてLacZ遺伝子を組み替えたベクターを作製した。LacZ遺伝子発現はAFP産生細胞で特異的に発現が認められたが、効率はSV40に比較して低かった。そこで、現在、発現効率を増加させるためにAFP-Ncre,CAG-loxP-LacZ,CAG-loxP-TKのシステムを使い、検討中である。
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