研究課題/領域番号 |
07457292
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研究種目 |
一般研究(B)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福嶌 教偉 大阪大学, 医学部, 助手 (30263247)
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研究分担者 |
光野 正孝 大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
中田 精三 大阪大学, 医学部, 助手 (50116068)
白倉 良太 大阪大学, 医学部, 教授 (00116047)
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キーワード | 異種移植 / CAM / ヒヒ / ブタ / ガイドライン |
研究概要 |
大阪大学動物実験施設における霊長類を用いた実験に関するガイドラインの作成 近年、霊長類を用いた実験の規制が厳しくなり、どの動物実験施設でも霊長類を用いた実験に関するガイドラインを作成する必要性が言われるようになった。大阪大学でも本年度からガイドラインを作成することに着手した。霊長類の保有する特殊なウイルス感染症(Bウイルス、エボラウイルスなど)が近年問題となっており、霊長類の使用に関して十分なガイドラインを作成することは重要であると考え、我々は本年度に予定していた移植実験を中止し、本年度しガイドラインの準備に従事した。その結果、本年7月にガイドラインを作成し、9月に大阪大学動物実験委員会においても認可されたので、今後はこのガイドラインに従って実験が進むものと期待される。 免疫抑制剤CAMの血中濃度測定 血液中でメフェナム酸となる免疫抑制剤にCAMとRS61443が知られており、各薬剤をヒヒ2頭に30mg/kgと50mg/kgを経口投与し、その血中濃度を測定した。2等ともどちらの投与量でも、メフェナム酸の血中濃度はCAMの方がRS61443に比較して高値で、長く維持されることがわかった。これらの薬剤による副作用は認められなかった。
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