| 研究課題/領域番号 |
07457341
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
整形外科学
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| 研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
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研究代表者 |
玉置 哲也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (30009592)
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| 研究分担者 |
中元 耕一郎 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (60285393)
青木 雅昭 和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (00264888)
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| 研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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| キーワード | 埋め込み型馬尾圧迫装置 / 腰部脊柱管狭窄症 / 馬尾誘発電位 |
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| 研究概要 |
ヒトと同様の形態の馬尾を持つサルを用いて馬尾に慢性圧迫を加えた腰部脊柱管狭窄症のモデルを作成し、その病態を機能的・形態学的に明らかとし、更に各種の治療法の検討を行うことを目的として実験的研究を行った。
まずチタン製の埋め込み型馬尾圧迫装置を作成した.硬膜管に加る圧迫は先端に直径7mmの円盤を付けた螺子を回転させ進める方法を採用した.螺子は一回転0.75mm進むものを用い1週毎に1mm圧迫した。圧迫の増加したのちにミェログラフィーを行い馬尾の形態を観察した.現在までに4匹のサルに圧迫装置を埋め込み脊柱管に圧迫を加えている。しかし数カ月から一年余の経過観察では期待したような馬尾の肥厚・弛緩(redundancy)はミェログラフィーでは観察することが出来ないでいる。下肢の神経幹刺激による馬尾誘発電位も観察したが圧迫を進めるに従って電位の多相性化が認められた。この誘発電位に対する0.15〜1.0μg/kgのprostaglandin静脈注射の影響は明確なものは観察されなかった。一匹は屠殺し馬尾の形態の変化と組織学的観察を行った。馬尾は全脊柱管の約1/3の空間に圧迫集約されていたが、肉眼的にはやはりredundanyは明確ではなかった。馬尾の一部のものには軸索髄鞘の破壊と共に空腔形成が認められており大きな直径の神経繊維の脱落が観察されていた。現時点までの圧迫期間はまだ不充分と考えられるので現在圧迫装置を埋め込んでいるサルを更に長期間観察する予定である。
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