研究課題/領域番号 |
07457363
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
太城 力良 兵庫医科大学, 麻酔学, 教授 (20107048)
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研究分担者 |
上農 喜朗 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (30289061)
西村 匡司 兵庫医科大学, 医学部, 助教授 (10172701)
村川 和重 兵庫医科大学, 医学部, 助教授 (70104263)
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キーワード | 胎盤 / 産科麻酔 / プロポフォール / 揮発性麻酔薬 / 分配係数 |
研究概要 |
胎盤標本の入手に未だ難渋しているため胎盤潅流モデルより得たデータの解析には到っていない。しかし、麻酔薬関連薬剤の潅流液中の濃度測定については測定系は完成した。即ち、潅流液中に溶解している揮発性麻酔薬を60°Cの加温により全量気相中に移動させこれをサンプリングするヘッドスペースとガスクロマトグラムを組み合わせることにより揮発性麻酔薬の潅流液中の濃度測定が可能となった。潅流液として用いるKrebs液、人工血液Perfluorocarbon液、脂肪乳剤輸液などに対する揮発性麻酔薬の分配係数を求めた。これにより晶質液では溶質の種類と無関係に浸透圧と分配係数は逆相関する事が判明した。また、脂肪、perfluorocarbonなどの膠質には麻酔薬は高い分配を示すが澱粉液には小量、デキストラン液には分配がないことが分かった。 また、静脈麻酔薬プロポフォールのhead space samplerを用いたガスクロマト測定法も確立しつつある。今後、胎盤標本の入手ルートの拡大により研究は進むことと考える。
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