研究課題/領域番号 |
07457402
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研究機関 | 高知医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 春雄 高知医科大学, 医学部, 教授 (20026917)
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研究分担者 |
横畠 悦子 高知医科大学, 医学部・附属病院, 助手 (80271097)
中谷 宏章 高知医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (60172334)
竹田 泰三 高知医科大学, 医学部, 助教授 (50115763)
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キーワード | 顔面神経麻痺 / 不完全治癒 / 病的共同運動 / リハビリテーション / biofeed back |
研究概要 |
1 病的共同運動臨床例 (1) 患者の苦痛訴え:初期治療を行った271例中68例に検者が診ると明らかな病的共同運動を伴う麻痺回復した(25%)。この内28例(41%)は病的共同運動の苦痛がなかった。 (2) 多い苦痛:食事中の眼裂狭小化(口輸筋から眼輪筋への病的共同運動)と麻痺側のこわばりが主であった(20%)。 (3) このことよりbiofeed-backは、口輸筋活動中の眼輸筋緊張低下を主眼に訓練すべきことが判明した。 (4) 訓練program投入6例中2例に好結果を得た(患者の熱心さに左右される)。 2 神経移植実験 生着の問題に困難を感じている間に、上記臨床例の結果から、免疫抑制の危険を冒してまで試みる方法ではないことが判明した。
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