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1997 年度 実績報告書

培養脳幹を用いた三叉神経咀嚼リズム形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07457487
研究機関大阪大学

研究代表者

松矢 篤三  大阪大学, 歯学部, 教授 (40028759)

研究分担者 古郷 幹彦  大阪大学, 歯学部, 助教授 (20205371)
キーワード三叉神経 / 咀嚼運動 / リズム性活動 / 脳幹培養
研究概要

三叉神経のセントラルパターンジェネレータの位置について引き続き検討し、脳幹培養の連続スライスの製作によりrhythm generatorが三叉神経運動核近傍に存在することが明らかとなった。すなわちリズミカル活動発現に関わる神経回路を含んだ最小脳幹ブロックは、吻側は三叉神経運動根基部から約300〜500μm,尾側は三叉神経運動核尾側境界,内側は運動核近心境界から約200〜400μm,背側は運動核背側境界から約700〜800μmの範囲であった。又、リズム形成回路は顔面神経核尾側から疑核吻側の間に主として存在する左右の抑制回路により両側性に制御されていることが明らかとなった。これらに対し、胎児での発達とパッチクランプ法による細胞内電位について検討したが、胎児ではEー17からリズム性活動が得られることが明らかとなったが、細胞内電位に関しては明らかなデータが得られず今後も検討を要する。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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