研究概要 |
岐阜県のある町(山岡町,人口約5000名)の平成7年度住民健康調査を受診した60歳代の住民の約2分の1(200名)を対象とした(中垣・坪井・国保歯科医師・保健婦分担)。 上記の対象者宅に調査員(食生活改善推進員,保健推進員)約40名が5〜6名を担当して訪問し調査を配布した(食生活改善推進員,保健推進員分担)。 調査票は「一週間食べたもの記入票」,「食事調査票」,「生活習慣に関する調査票」の三種類を記入法を指示しながら依頼した。 一週間後再度対象者宅へ訪問し、調査票を受け取る。同時にピ-ナッツを用いるManlyの咀嚼能率の測定をした。(ピ-ナッツ2gを20回噛み,20meshの"ふるい"にはきだし,流水で流し残ったピ-ナッツをろ紙に回収した。ピ-ナッツは翌日110℃で一時間乾燥し,秤量して算出した。)(坪井・中垣) 住民の骨粗しょう症予防キャンペーンの一環としての槓骨の骨密度測定(アロカDCS600)した中の本調査対象者(約100名)について調べた(国保診療所の医師・歯科医師,中垣・坪井担当)。 平成7年度は当初の計画どうりに実施できた。60・70歳で歯の数の多いものは食生活・栄養摂取状況・過去の生活状況がバランスがとれ、また良好であった。
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